スキーに関すること

2017.03.20更新

こんにちは、八巻です。

今日は体の話題からちょっと外れますが、

物事を成功させるために必要な心構えについてのお話です。

 

 

押切もえさんはなぜ嫌われるのか?

 

先日、ネットでこんなタイトルの記事を読みました。

https://citrus-net.jp/article/19918

 

語られるエピソードやリアクションが噓くさく、

それがとても鼻につくという事なのでしょうか。

 

「謙遜」ではなく、「本音」ではないか?

 

「二科展に二年連続入選」「文壇デビュー作が山本周五郎賞にノミネート」「『野球選手の栄養と食事』という本で勉強」

「自宅でくつろぐ写真なのにいちいちオシャレ」など、すべてが事実であるにも関わらず、まるで現実感がない。マンガに登場するヒロインのプロフィールのようなのだ。


また、押切の場合はエピソードにとどまらず、リアクションまで嘘クサかった。怒涛のような“すごい話”に、

会場からは「すごーい」と感嘆の声が上がったのだが、こともあろうに押切は顔の前で大きく手を横に振りながら「ぜんぜんすごくないですよー」と否定した。しまいには「不器用の集大成です」とまで言い切る始末。

 

この記事を読んで思い出すのが、

押切さんと同じモデルなどのスタイルがいいタレントさんに

「スタイル維持の秘訣は?」と聞くと

「いえ、特に何もしていませんよ。」という答えがよく聞かれる事。

 

それを聞いて「そんなわけない、絶対している」と普通の人は思いますよね。

 

成功する人は、「やっている・出来ている」のレベルが違うのでは?

 

プロ野球で2013年に24勝0敗という驚異的な成績を残した当時楽天の田中将大投手も

その年の日本シリーズで初めて敗戦投手になった後、

「まだまだ自分も下手くそという事です」というコメントを残しました。

 

私がこれらのコメントを聞いて思うのは、

そもそも、一般の人が「やっている・出来ている」というレベルは、

一流の成功者にとっては「やっていない・出来ていない」レベルなのかもしれないという事。

 

周囲の人から見れば現状も十分すごいと思うのだが、

本人にしてみればその現状には満足していない。

他の人が満足するレベルでも満足せず努力を続けるから、さらに力を付け

トップになれるのでしょうね。

そう考えれば、押切さんの「ぜんぜんすごくないですよ~」や「不器用の集大成です」は

自分をそのように正直に評価をした

嘘偽りのない本音と考えることも出来るのではないでしょうか?

 

 

実際このような人たちとは逆に、

すごく自信満々だったり横柄な態度をとるような人

(私の業界だとコーチ・イントラ・トレーナー)は、大概大した事が無かったりします。

また、トレーニングを教えていても、結果が出ずくすぶってきたスポーツ選手などは

自分の能力を過大評価し、「やった・出来た」のレベルがすごく低いのです。

 

 

 

才能の面でも一流になる人は恵まれていると言えますが、

結果が出る人とそうでない人の差は、「やった・出来た」の設定をどこに設定しているかの差が大きいのではないかと思います。

それを高く設定している人が、スポーツ上達や体づくり・仕事でも大きな成果を残せるのではないでしょうか?

 

 

私自身も肝に銘じて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.03.12更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

 

前回は「スキーの上達とボディケア両立するのか」という話題で、

そのポイントになるのが”体の位置=重心位置”であるというお話をしました。

http://www.taigenjuku.com/blog/2017/03/post-307-425133.html

 

スキーで板のコントロール性を上げるためには、

しっかりと真上から荷重をかけてあげる必要がある=

足(板)の上に体をきちんとのせる必要があるという訳です。

 

スキー 重心

足の上に体をのせるという事は、もっと専門的な言い方をすると、

体の”重心”を足の上にのせると言い換えることが出来ます。

体の何箇所かに重心はありますが、

「総合重心点」という体の中心と言える所が

おへその下あたりにあると考えられています。

ここが足の上にあると、

上の図のように真下に体重がしっかりとかけられるようになります。

ですから、「足の上に体をのせる」ように言われるのです。

 体の位置が逆に悪いと、荷重が弱るので、

足で余分に踏ん張らなければならず、結果足が疲れたり筋肉が太くなるのです。

 

重心位置を最適の位置に持っていくにはどうするの?

 

でも一口に「足の上に体をのせる」

(「骨盤をのせる」といった言い方もしますね)

と言っても、どうのせればいいかよくわからないという人も多いでしょう。

実際に、お会いした事のある日本のトップクラスのプレーヤーでも、

その方法を私に聞くまで知らなかったという位ですので、

それだけ定義づけするのは難しい事のようです。

 

でも、重心位置を最適化するために、

これを目指せばいいよという方法はあります。

それは

「背骨を正しく積み上げる」

という事です。

もっとざっくり言えば

「姿勢を正しくつくれるようにする」

という事ですね。

 

背骨が正しく積み上げられた状態って、

どんな状態か、わかります?

読者の方はご存知かもしれませんが、

スキー 重心

横から見るとS字カーブを描いています。

板を履くとこんな感じです。

上半身がこの形に近づくほど、重心は足の上に来やすくなることは

確かなようです。

 

板・足の上にカラダをのせる事は、実はとっても難しい!

しかし、実際に足の上になかなか上手く体がのらなかったり、

スキーやランニングなどをする事で太ももやふくらはぎが疲れやすかったり太くなったりしてしまうのは、

上半身の姿勢が上のような骨格から崩れ、重心の位置が悪くなっているからなのです。

 

なぜスキー中に修正するのが難しいかと言うと、

それは、普段からその姿勢をしていない(したことがない)からです。

普段からやっていない姿勢が、スキー中だけ出来る訳がないのです。

 

 

今日のまとめ:

・「スキーの上に体をのせる」とは、重心の位置を足の上にのせる事

・重心位置を足の上に持っていくには「背骨を正しく積み上げる」事が必要

・普段、背骨が正しく積み上げられていないから、スキーの時も重心位置が悪くなる

 

正しい姿勢づくりは、そういう意味で

スキー上達に欠かせないアイテムなのです。

 

 

 

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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