スキーに関すること

2016.10.28更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

 

骨盤を起こす動作・前傾動作について前回までお話してきました。

スキーの基本ポジションをとるときに、

多くのスキーヤーが骨盤の前傾を意識するあまり、

腰が反っているというお話などをしました。

 

そもそも骨盤は前傾しているかどうかが重要なのではなく、

脚に対してどこに載っているのかが重要なのです。

 

カラダをブロックで表現したときの、積み上げイメージは・・・

 

真っ直ぐ立った時の骨格のイメージはこんな感じです。

骨格 イラスト

これを、ブロックで説明すると、こんなイメージ。

骨格 ブロック イメージ

 きちんと足から頭まで順番にブロックを積み上げている、

そんなイメージですね。

ちゃんとバランスよく積まれているので、

安定しているなと想像が出来ますね。

これだと実際にも、骨格を支えている筋肉にも負担は少なく済みます。

 

対して、腰反りの立ち姿勢のブロックはこんな感じでしょうか?

骨格 ブロック 不良姿勢

(赤で示してある下側=お尻・骨盤です。)

骨盤は足に対してちょっと後にあり、

そして骨盤の上のブロック(=お腹・腰の部分)が骨盤に対し大きく前に出ています。

この積み方だと、上のブロックに比べてすごく不安定な感じがしますよね?

必死に骨盤前傾を意識していたとしても、

結果はこのような姿勢なのです。

 

カラダでこの状態が起こると何が起こるか?

 

こんな不安定な姿勢でカラダを保持するとなると、

カラダはどうなるか?

ひとつは”支えている筋肉に負担がかかる”という事。

 

今にも崩れそうなブロックを支えているのは、

体では筋肉です。

特に、安定感の無さそうな腰回りの筋肉はきっと常に緊張していないと、

崩れてしまいそうですよね?

こんな風に常に腰の周りの筋肉に仕事をさせ続けているので、

腰が痛くなるのです。

 

そしてもう一つは、”関節に負担をかける”という事。

 

積み上がりの悪い状態で関節の曲げ伸ばしをすると、

関節への負荷のかかり方が悪くなります。

そんな動作を続けると、徐々に関節を傷めていきます。

怪我もしやすくなります。

 

このような不安定な姿勢で滑り続けていると考えると、

直した方がよさそうだなと感じたかもしれません。

次もこの姿勢についてのお話・テクニック編をしていこうと思います。

 

 

 

スキーの障害予防・カラダケアなら体玄塾

現役のスキーヤーが怪我をしにくい体の組み立て方・体の動かし方をトレーニングいたします。

壊れてしまった方も、やはり現役スキーヤーが担当するカイロプラクティックがございますので、

ご相談ください。

スキーヤーのカラダケア・コンディショニング・オフトレーニングは

東京・中野の体玄塾で。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

CONTACTお問い合わせ

体や無料体験に関するご質問など、メールまたはお電話で承っております。

  • CMMエクササイズ 基礎編 美しい姿勢と歩き方 ゆがみ改善に最適!体玄塾オリジナルDVD発売中
  • 体玄塾を体験した方々の喜びの声をご紹介
  • CMMエクササイズ 基礎編 美しい姿勢と歩き方 ゆがみ改善に最適!体玄塾オリジナルDVD発売中
  • 体玄塾を体験した方々の喜びの声をご紹介
  • 塾長 志水博彦のウォーキングウォッチ
  • 姿勢・動作改善トレーナー八巻 稔秀のカラダ改善実践法
  • パーソナルトレーナー布瀬川 謙介のトップアスリートへの道
  • パーソナルトレーナー南部剛のレッグスカルプチャー