パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介の
ランクアップ身体論

2017.10.31更新

・体のクセや歪みは使い込んだ革靴や革バッグのよう

体のクセや歪みはなかなか改善できませんが、それは革靴や革カバンなどと同じで使い込んで型が付いてしまっているからです!

型が付いてしまっているので、変えようとしても直ぐに元に戻ってしまいますun

ボクは野球をやっていましたが、グローブの型付けをするのにはかなり神経質になりました(笑)
グローブは使う前の型付けを失敗すると悲惨なことになってしまうからです。

オイルを染み込ませて、理想の型で縛ってポケット(捕球部分)をたまに叩いて、時間をかけて使いやすいようにしていくわけです。

やっとの思いで型付けしても、手入れを怠ったり雑に扱えば直ぐに悪くなりますnamida

 

人の体も同じで、手入れを怠ると悪い型のまま形状記憶されます!!

多くの人が前かがみの姿勢ばかりしているので、その型が付いてしまい“きちんと反る”ことが出来ませんen
(腰椎が前に倒れたまま固まり、体をちゃんと起こすことが出来なくなっています。)

そして、体をちゃんと起こせない代表格が出っ尻・反り腰パターンです。

他にも、ポッコリおなかも出っ尻・反り腰に負けないぐらい多いパターンです。

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上の絵の①は出っ尻・反り腰、②は腰が落ちてしまっている人ですが、どちらも腰椎が前かがみのまま固まってしまった状態です。

 

①、②、③と背骨の根元に赤で記しましたが、③を理想とした場合、①・②は③と逆に曲がっています。

外見の姿勢はかなり違いますが①と②は同じ問題を抱えています。
ちなみに①も②も下っ腹が出ます。

①の人は出っ尻だからと骨盤を後傾させたらヤバいことになります。
②の人は腰が落ちてるからと骨盤を前傾させたら①の姿勢になります。

 

幸い腰椎周りは骨が無いので丁寧に動かして行けば、悪い型を改善することができます。

とは言っても改善するまでの道のりはなかなか大変ですので、じっくり時間をかけて悪い型を取り除いていく気合が必要です。

 

 

投稿者: 体玄塾 布瀬川 謙介

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