塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2023.07.06更新

姿勢が悪いと知りながら「この姿勢が楽だから」と言っている人、本当は良い姿勢の方が楽で疲れませんよ。

壁によりかかった女性

「スー」と立っている姿勢は疲れにくい姿勢で人間らしくて美しいですよ。
人間だけが完全直立二足歩行する動物です。
地球の大きな重力にさらされる中で、わざわざ軸を立てて立つという難しい事を人間はしています。馬は軸を立てて立たないから生まれてすぐ立てるのに、人間は生まれて約1年かけてやっと立てるようになります。

人間は先ず首が据わり、次にお座りができるようになり、そして「立っち」「歩んよ」と日数がかかります。
ところが近年の人間(大人)は、せっかくできた首の据わりと腰の据わりをどんどんなくしているように思えます。

「まともに立つ」=「理にかなった立ち方」=「生理的に正しい立ち方」であればほとんど力を使う必要がなく楽に立てるので疲れにくいのです。

でも、それが難しいのです。

整体やカイロプラクティックで姿勢を矯正してもらっても、それをキープできないのです。日常生活で直ぐに崩れます。

自分でキープできるメンテナンス術を身につければ解決します。

メンテナンスの一例をあげます。

脊柱

スマホ、パソコン、座って書き物読み物していると、胸椎から崩れていきます。

胸椎崩れ落ち

胸椎の崩れ落ちから連鎖がおきて、至る所が崩れ落ちます。「お尻のがけ崩れ」と表現したエアロビクスインストラクターがいました。

ここまで悪化する前に、やっておくメンテナンスです。

肋骨の輪を第一肋骨から上へ動かし、お腹を引き伸ばす事を毎日実行するメンテナンスです。ストレートネック、巻き肩、猫背の方は必須です。

その前に上記の体の使い方、いわゆる「バレエ引上げ」を身につける必要があります。

引上げのことなら体玄塾にお任せください。

無料体験でお試しください。

 

 

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.06.21更新

「歩き」が変われば「動き」が変わる。姿勢はもちろん体型もよくなる。ゴルフも上手くなる。

歩き方が変われば、動き方が変わって、

ウエストが引き締まる。

お尻の角が取れ、コンパクトでキュッとトップが上がる。

前もも外もも張りがなくなる。

ふくらはぎが細くなる。

歩き方は、体の使い方を見直して間違っている使い方を正し、体に使い方を再教育しなければなりません。

歩き方教室などで、「〇〇を意識して歩きましょう」というような歩き方矯正をよく見かけます。

しかし、古武術の達人は「体を意識的に使わないことで効果的に体を働かせる」と意識しない事を言っています。(NHK趣味どきっ!古武術に学ぶ体の使い方より)

「覚知にまじわるは証則にあらず」道元のことば

「意識したものにほんものはない」と相田みつをさんは訳しています。

その相田みつをさんも「歩くときに足を意識しない」と言っています。

意識しない

そこで、前回の大殿筋をメイン推進力にする歩き方について詳しく説明します。

赤ちゃんはハイハイする時、足を意識していないと思います。もちろん大殿筋を意識的に使おうと思うはずがない。

無意識で使えるはずの大殿筋が上手く使えなくてメイン推進力でなくなるのはなぜでしょうか。

環境と教育のせいではないかと思います。

昔の武術家は生活の中で、子供の頃から水汲み、薪割り、雑巾がけなどで、とても良い基礎運動が出来ていたので、上手に体を使う感覚が養われていました。一方で現代人は便利生活で軟弱な環境のもと、基礎運動が不足して、効率的な歩き方が出来なくなっているのです。

大殿筋は歩く動作全体の中の、股関節伸展に関わる主動筋なので、全体との関係を良くしなければメイン推進力として、力を発揮出来ません。

股関節伸展

仙骨(骨盤中央の骨、背骨一番下の骨)から進むように歩く。と、いう人がいます。絵のD仙骨をうなづかせるように進むことです。

大殿筋のパートナー、達人筋の異名を持つ大腰筋、その大腰筋の伸ばされるのを拒むような筋収縮、エキセントリック収縮DC、それからA大殿筋の骨盤起こしB大殿筋と外旋六筋の大腿骨外旋により、骨盤が前方に進む、これが仙骨から進むようにという歩き方です。それには胴体(体幹)の引上げが必須です。それにリブケイジツイスト(体幹のねじり)も欠かせません。

関係が複雑ですね。これができたら武術の達人への道も開きます。

仙骨から進むための大殿筋と大腰筋の関係を表した下の絵です。

殿筋歩き

 

ゴルフ飛ばしの理論

①バーテイカル(垂直方向)引上げ

②ローテーション(回転)リブケイジツイスト

③ホリゾンタル(水平方向)仙骨から進む

上の絵、ふくらはぎを細くする、ヒップアップする歩き方は、ゴルフ飛ばしの理論そのものです。

下の画像は、この3つの動作が折りこまれたゴルフスイング改善の歩き方です。

これは基礎運動の基礎運動というように、動き方を深く掘り下げて無意識化して出来上がります。

ゴルフでの膝痛・腰痛改善につながります。

スイング歩き

 

週刊パーゴルフ ラウンド中の歩き方で姿勢が変わった!スコアも変わった‼ で紹介されたゴルフスイング歩きドリルです。

 

 

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.06.11更新

膝痛・腰痛ゴルファー必見の歩き方矯正

姿勢矯正の第一歩は、姿勢が崩れる原因メカニズムを知ることです。

姿勢の崩れで、反張膝を例にして説明します。

反張膝の原因のひとつは骨盤の前傾です。

骨盤前傾の人は、お尻を突き出し腰を反って立ち姿勢のバランスを取ります。

反り腰の人は座っている時、姿勢を良くしようと頑張って腰を反る人もいますが、背骨が後方へ崩れ落ち骨盤後傾している事が普通です。

立つと、脊柱起立筋という腰背中の筋肉を縮める(腰を反る)ことで、骨盤を後傾から前傾させ、同時に骨盤を後方へずらして(突き出して)姿勢のバランスをとり、頑張って姿勢を良くしようとします。もちろんこれは良い姿勢ではありません。ゴルフスイングで腰を回す動作も間違って反り腰状態になりがちです。

反り腰の説明

骨盤前傾と同時に大腿骨が後方へスイングしてしまうと反張膝になります。これもゴルフスイングに多い間違った膝伸ばしです。

反張膝

なぜ、大腿骨も骨盤前傾に付き合うのか?

この大腿骨の後方への回転が二つ目の反張膝の原因です。

膝の伸展(伸ばし)の仕方に原因があります。

足首の使い方で、ヒラメ筋による足首の角度を広げる、膝の伸展があります。足首からスネを後方へ90度以上倒すと過伸展、つまり反張膝になります。

このようにして、ヒラメ筋がスネを動かし、スネが大腿骨を後方へ回転させることで、骨盤前傾に大腿骨も付き合うのです。

更になぜヒラメ筋は余計な事をするのか?

歩く推進力をだすためです。

ヒラメ筋膝の伸展

ヒラメ筋を歩きの推進力に使わないためには、歩き方の矯正が必要です。

大殿筋をメイン推進力にする歩き方矯正が必要です。これは、体の使い方の全システムを変えるぐらい、めちゃめちゃ大変です。

大殿筋を使って歩く推進力

次に続く記事で、もう少し詳しく大殿筋を使った歩き方とゴルフに関連する歩き方を説明します。

姿勢矯正・歩き方矯正を生業にしている方、ぜひご覧ください。体玄塾は整体師、パーソナルトレーナー、ウオーキングインストラクター、そしてゴルフティーチングプロの入塾を歓迎します。

 

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.06.01更新

太もも外張り改善解消はめちゃめちゃ大変

チキンレッグ

 

姿勢・歩き方矯正で入塾される方で、”太もも外が張る” ”大転子が出っ張る” というお悩みが多いので気になり、パーソナルジムではどういう解消法で対応しているのか調べてみました。

「太もも外張りをなくすパーソナルトレーニング東京」と検索すると、良さそうな、改善しそうな、パーソナルジムがいくつも出てきました。
太もも外張り解消のトレーニングとして、スクワット、ヒップリフト、股関節外旋外転エクササイズなど、それぞれのジムでおすすめのトレーニングやエクササイズを紹介しています。しかし、どこのトレーナーも、モモが太いのが気になりました。


スクワットはしませんというジムもありました。
筋トレ以外では「むくみを取るほぐしをして、姿勢に注意するように」というジムもありました。しかし、姿勢維持には筋肉量が必要だそうです。どこの筋肉でしょうか?イヤー、姿勢維持、これが一番の課題なのですが・・・。バレリーナでも姿勢維持は大変なのですから、筋肉量で姿勢維持なんてできないと思います。


スクワットではなく、股関節エクササイズで太もも外張りを解消させます。というジムもあります。股関節外転筋と深層外旋六筋トレーニングを勧めていました。
股関節の外転や外旋は、なにもそんなに力は入れなくても適切に動くよう上手く使えればいいのですが、動かせないでしょうね。
良くありがちなのが、ターゲットの筋肉と思ってエクササイズしていたが、違う筋肉を使って代償動作(インチキ動作)のエクササイズをしてしまう間違いです。モモが張り、お尻コリになるのが落ちです。

スクワットのしゃがむ動作でお尻を突き出すと、股関節は内旋します。

反り腰大転子出っ張り

上の絵を積み木姿勢で表したのが下の絵です。下の絵は背骨の後方崩れ落ちによる、反り腰でっ尻が原因で、股関節の内旋が起こるO脚のメカニズムです。(この絵は私が描いたのですが、どこかのバレエ整体が無断で加工してアンデオールの説明で使用されています。)背骨の後方崩れ落ちはX脚の原因でもあります。

この体幹が落ちるような姿勢が、太ももの外側が張る原因です

O脚メカニズム


股関節がなぜ内旋するのか分からず、股関節を外旋させるのは強引過ぎます。股関節の外旋をバレエではアンデオールと言って、とても大事な股関節の使い方ですが、バレエを習っている皆さんがなかなか出来なくて困っている股関節の使い方です。
動かせないのに、鍛えようとするなんておかしいです。動かそうとする仕方も、バレエの先生でもよく間違っています。股関節の問題は、背骨と肩甲胸郭関節の使い方抜きでは解消しません。アンデオールはアンデオールよりも難しい引き上げという股関節より上部の体の使い方をマスターしなければなりません。

バレエについては➡クリックhttp://www.taigenjuku.com/sport/#ballet_dancing
下の絵は引き上がっていない、後方・側方崩れ落ちの姿勢です。壁に寄り添った立ち方ですが、よく見かけます。

引き上がっていない姿勢

ということで、太もも外張り、大転子出っ張り改善解消はめちゃめちゃ大変です。
この改善指導をバレエ教師やバレリーナにしている私だから難しさが分かります。私のつぶやきに付き合ってくださり、ありがとうございました。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.05.17更新

大転子が出っ張る、太もも外側が出っ張る原因の姿勢

大転子や太もも外側が出っ張る原因が骨盤の歪みや体幹の筋力不足とか言われていますが、何気ない日常の習慣が大きな原因です。間違えないでください。

この様な猫背体幹後傾姿勢になることが多いのではないでしょうか。股関節に体重が乗らない立ち方です。

体幹崩れ落ち

スマホを見る時、台所に立っている時、子供やペットを抱っこしている時、山手線でリュックを前に担いだ時など、この様な姿勢になります。重心バランスをとった、だらけた姿勢です。山手線車内で背中が押してくることが度々あります。あまりにも多いのでこの記事を書きました。

\(*`∧´)/ 

崩れかけた積み木で表現するとこの様な姿勢になります。

だらけた積み木姿勢

大転子が出っ張る、太もも外側が出っ張る、下っ腹が出る、反張膝になる、悪いことだらけです。

大転子や下っ腹を引っ込める股関節外旋トレーニング(外旋をバレエではアンデオールと言います)、ストレッチ、整体で頑張っても改善はのぞめません。なぜなら考え方や体の使い方など、奥深い多数の原因があるからです。

奥深い多数の原因バレエのページで体の使い方がどれだけ奥深いか分かります。←クリックしてください。

上手く動ける生理的正しい姿勢に矯正し、崩れない体の使い方、バレエ引き上げを学びましょう。体の使い方を学べる体玄塾で。

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.04.25更新

正しいと信じ込んでしまった間違ったスクワットのコツ仕方ベスト2

№1お尻を後ろへ突き出すように股関節から動かす。

「膝を曲げる」のではなく、股関節を動かすには、「お尻を後ろに引く」

 

№2膝をつま先より前に出さない。

骨盤が後傾(お尻が落ちた猫背姿勢)にならないように「膝をつま先より前に出さない」。胸を張って猫背姿勢にならないようにする。

 

これらは、もっともらしい理由と、合理的なスクワットの仕方にみえ、正しいと信じ込んでしまうのも無理はないですね。

股関節を曲げるために、お尻を突き出す

膝をつま先より前に出さないようにするために、胸を張る

胸を張ってお尻を突き出す事は、出っ尻反り腰姿勢にわざわざすることになります。お腹がポッコリ出て、下がった大きいお尻になります。股関節に体重を乗せることが出来なくなり、スポーツパフォーマンス改善どころか悪影響を及ぼします。

そのスクワットの仕方でいいですか?

お尻突き出して

前回の記事で紹介した「股関節と足首の動かし方」をベースに、「しゃがむ、立つ、スポーツする」ためのスクワット応用動作を重視したスクワットのメカニズムを紹介します。

スクワットの元

う)をベースにスクワット風にすると下のようになります。

スクワット

モモ振上げ筋とは、腸腰筋のことです。大腰筋と腸骨筋を合わせて腸腰筋といいます。使いこなすのがとても難しい筋肉です。

上の絵は、モモと腰椎・骨盤を股関節から(回転軸として)モモ振上げ筋(腸腰筋)が折りたたむ様子を描いた絵です。

立ち姿勢からこの様にしゃがむ時は、足首の背屈(スネの方を動かす背屈、スネ屈)が必須です。深くしゃがむときは膝の位置はつま先より前に出ます。体玄塾用語スネ屈は、かなり難易度が高いです。難易度の高い腸腰筋の股関節屈曲とスネ屈が出来、立ち上がりが出来たら(しゃがむことよりも立ち上がることの方が重要です)スポーツパフォーマンス改善に一気につながります。

この様に難易度が高いので、この仕方に代わるもっと簡単な皆さんが信じ込んでいる代償動作(インチキ動作)のスクワットが社会にまん延してしまったのです。

 

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.04.19更新

スクワットの内訳明細(仕方、仕組み)が違うと股関節に体重は乗らない

オリンピック選手のトレーニングをサポートするコーチですら、内訳を分かっているのか疑問です。仮にコーチが股関節に体重を乗せられたとしても、それをクライアントに伝える事が出来ません。長嶋さんの指導で例えられるように、達人は出来ても伝えることが困難なのです。

股関節に体重を乗せるコツの一部を紹介します。一部と言ってもとっても重要なポイントです。

あ)は、股関節を支点にしたモモの振上げのコツです。腕は「振る」モモは「上げる」と言いますが、脚も股関節から振る感覚概念に変えましょう。モモの表と裏の筋肉の脱力が必要です。この脱力と股関節の屈曲の訓練が別途必要です。これらにもいくつもの訓練が必要ですが、これは別の機会か、直接来てください。

スクワットのコツ

い)は、足首を支点とした前脛骨筋でスネの方を動かす背屈です。足首の背屈は普通は、足の方を動かします(ほとんどの人が長指伸筋で指を反ってつま先を上げる、足を動かすインチキ背屈)。しかし、スネの方を倒すではなく、前脛骨筋で動かします。これは言っただけでは99%以上出来ません。これも別途いくつか訓練が必要です。

う)さあ、あ)と い)を組み合わせて う)するのですが、股関節から上のパーツを下へ動かす感覚作りが必要です。昭和のナンバーワンギャグ「がちょーん」からとった「脚がちょーん」のドリルで出来上がりです。

スネの方を動かす背屈

スネ屈

バスケットボールをつかみ上げる感覚で、地面をつかみ上げるが、地面は動かないからスネが引き倒され、「足がちょーん」で体の方が地面へ引っ張られる。これだけでは出来ないでしょうね。これも出来るようにするドリルがありますが、手取り足取りで指導してもらわなければ分からないと思います。毎日この様なことを指導していますので、どれだけ出来ないかを熟知しています。コーチやトレーナー、○○の先生など指導者が学びに来ています。

股関節に体重を乗せる指導に悩んでいるコーチやトレーナーには少し参考になったかもしれませんが、一般の方はこんがらがったかもしれません。

次回はスクワットの形に仕上げます。

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.04.04更新

猫背、反り腰、ポッコリお腹、首肩コリ、内股、つま先ガニ股、お尻の肉が下がり、外もも張りの連鎖がおこる

電車でスマホ、リモートワークで座ってパソコン、車の運転で姿勢(骨格)が下の絵のように崩れます。

これは一種の生活習慣未病です。

改善策は前回記事で紹介しています。

今回は少し補足します。

重要なポイントがありまして、股関節の穴または窪み(寛骨臼)の位置がポイントとなります。正常な穴の位置は、ももの骨の最上部(大転子)よりも若干前です。

股関節の穴が正常な位置よりも、反り腰のせいで後方へズレて、内股X脚かO脚になります。今回はかかとの外返しでX脚にしました。

スクワット要注意

スクワットで股関節を曲げる時、ほとんどの人がやる「お尻を突き出して」「股関節を後ろに突き出して」でも、股関節の穴が後方へ間違いなくズレて反り腰と同じ状況になります。正しいやり方はほとんどの人も(指導者・トレーナーも)できないぐらいとても難しいです。

下の絵は股関節の穴が後方へズレた悪いバレエ1番ポジションと同じような立ち方です。

 

体型の崩れ

股関節の穴の位置を正しく無意識にキープして、座ったり立った歩いたりしない限り、猫背、反り腰、ポッコリお腹、首肩コリ、内股、つま先ガニ股、お尻の肉が下がり、外もも張りの連鎖は止まりません。どんな改善策もこれなしでは不完全です。

股関節の穴の位置取りにこだわった、姿勢、立ち方、座り方歩き方と、身のこなし方を代官山の体玄塾は生業としてます。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.03.05更新

姿勢を良くしようとして胸を張る体使いが、腰を反って反り腰出っ尻ポッコリお腹姿勢をつくる。

巻き肩を改善しようと肩甲骨を寄せて胸を張ることも、反り腰出っ尻ポッコリお腹姿勢をつくる。

反り腰

胸を張るカラダの使いとは、背骨の一番下の仙骨から背中首まで、蔦(つた)が生えているようについている脊柱起立筋が、絵の赤い矢印のように収縮してせぼねを折り曲げて胸を上方向へ傾け「むねを張る」になる。骨盤は前傾して「お尻を突き出す」スクワットでよく見かける、「お尻を突き出して」になる。

そうすると、お腹もポッコリ出てくる。

胸を張るでポッコリお腹にもなる。

反り腰でっちりとポッコリお腹の改善策として、今度はシックスパックで知られる腹直筋に力を入れて、次の絵出っ張ったお腹をの赤い矢印の動かし方で、引っ込める。骨盤後傾(タックイン)でヒップダウンしてしまう。YouTubeでもよく見かける間違った改善策だ。

 

 

お腹を引っ込める

のようなカラダの使いをしてほしい。

もう少し具体的なイメージがこれだ。

肋骨矯正

 

肋骨(胸郭)セルフ矯正。

 骨盤矯正は知られているが、骨盤矯正だけでは役に立たない肋骨が動かなければ骨盤も云うことを聞かない。

「社会が信じる基準とは、絶対的な真理ではなく、みんなが広く認めている旧来の風習である。」デカルト

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2023.02.01更新

歩き方以前のカラダの使い方、身のこなし方を習得しましょう。

前回記事、太もも外側が張る歩き方、「内転筋を鍛えても無駄」のニーイントーアウトX脚の歩き方(トレンデレンブルグ跛行)

トレンデレンブルグ

この改善策の一つとして、崩れ落ちた胸郭と骨盤を元の位置へ戻す体幹操作訓練(オリジナル)があります。

これです。

胸郭骨盤操作

胸郭と骨盤を赤い矢印の方へ操作が出来れば、青色の矢印の方へは自動的に動きます。

しかし、このドリルを必要な人は動かせません。

別途その前の訓練が必要です。

一歩間違えれば、使いやすいが使って欲しくない腰方形筋という腰の筋肉で、骨盤を引上げるヒップハイキングになってしまいます。

これです。

ヒップハイキング

ですから、歩き方以前の問題は泥沼のように深いのです。

太もも外張りは、中殿筋の筋活動低下、スネの外旋、モモの内旋、かかとの外返しなども原因と言われていますが、体幹の骨格崩れ落ちなどほぼ全身に不具合があるからです。ストレッチや筋トレでは、外モモが張る対策としては歯が立ちません。

スネの内旋

歩き方を習っても、太もも外張りのもととなる変な歩き方は改善しません。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

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