40代からの
スキー&スポーツ上達法

2017.09.06更新

テニスやゴルフでも使える、背骨のマルチな動き

 

本当に必要な体幹力:過去記事はこちら

 

こんにちは、八巻です。

 

テニスをしている別の職場のスタッフに、よく体の使い方を聞かれます。

 

「真下へたたきつけるようなショットを打つ時は?」

「サーブを上からきれいに打つには?」

 

結構テニスでは使いたいテクニックだと思います。

私はテニスをした事が無いので、あまり詳しくわかりませんが・・・

 

 

私が返した答えは

「体幹を使ってスイングすればいいです」

 

 

どういう事か・・?

 

 

そのスタッフを含め、多くの一般テニスプレーヤーは、腕だけでラケットを振っています。

そこでアドバイスしたのが、胸郭を使い、背骨をしならせてスイングするという事。

 

体幹トレーニング テニス

 

胸郭とは、ざっくり言えば肋骨周りのことです。

肋骨のすき間が前後左右と縮む(拡がる)事で、それに伴って背骨も湾曲します。

この動作が「体の中心=体幹」から始まると、これに伴って腕や脚へと動作が連動します。

 

サーブをする時は、振りかぶる際に胸郭の前側が大きく拡がり、

振り下ろす時には拡がったところが縮んでいくという感じです。

 

多くの人は胸郭の前側が縮んで、開きにくくなっています。

なぜなら、座っている時にみんな縮んでいて段々固まってくるからです。

 

前述のスタッフに、そこをストレッチさせてここから振るようにアドバイスしました。

 

体幹から振ってみた結果・・・

 

その翌日に、自分よりだいぶ力が上のプレーヤーと練習試合をしたそうです。

すると、長い足のショットやサーブがコントロールよくしかも強く打てて、

その試合に勝ってしまったのだそうです!

やっていて、欲しかった感覚はこれだ!と感じたそうです。

 

 「確かに、トッププレーヤーはこうやって体使っているよね、スローで見ると」

そして、この動作をしっかりと練習して身につけたいと言っていました。

 

 

このように、競技における「こんな動作をするにはどうすればいいの?」という疑問は、

体玄塾ならおやすい御用です。

 

胸郭・背骨の動作をしなやかに出来るようにする事は、

競技力アップの大きな手助けになると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.09.03更新

本当に必要な体幹力は、筋力の高さではなく、

”復元力”

 

こんにちは、八巻です。

前回からの、「本当に必要な体幹力って」の続編です。

 

前回は、背骨を曲げたり回したりする動作がスキーにも大きく関わるというお話をしましたが、

この動作は、体を正しい位置に保つためにもまた、欠かせない動作なのです。

 

 スキー 骨格

背骨周りの骨格はこのようにS字のカーブになっている事がよいとされています。

スキーにおいても、板がしっかり踏める位置に重心を置くためには、

この骨格に近づけるといいのです。

 

 

そして、この骨格をキープするために必要な事なのですが、

よく言われている体幹の筋力アップではなく、

 

「体幹の筋肉のバランス調整」が必要なのです。

 

例えば、体が普段の生活で右に傾いている人は、

スキーの動作の中でも右に傾きやすくなります。

これを左に戻そうとしても、右に傾く動作が優位なので、

崩れたままになってしまいがちになります。

 

今流行の体幹トレーニングの考え方だと、姿勢を全く崩さないというような感覚ですが、

背骨は前後左右にたわんで良くて、

そのたわむ動作で衝撃を吸収したり、重心をコントロールしたりして、

姿勢は前後左右にバランス良くたわめば元の位置に体は戻ってきます。

免震構造のビルのような感じですね。

 スキー 体幹 背骨

※背骨も、左右にしなりながら復元する能力があれば、姿勢をキープする事が出来るのだ。

本物の「強い体幹」は、この能力の高さではないだろうか?

これをつくるためには、

①骨格の正しい位置を覚える

②背骨の動きの悪いところを改善し、全体のバランスを整える

 

 

頸から腰までの背骨のどこかに動きの悪い所があると、

そこから姿勢が崩れやすくなります。

腰や肩にコリや痛みがある方は、その周辺に姿勢の破綻ポイントが隠れている事が多いです。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.08.27更新

こんにちは、八巻です。

 

前回の「背骨のマルチな動きがスキーを変える」という記事の続きの記事です。

 

スキーの操作性が、背骨を曲げる・回すという動きによってより大きく上がるというお話をしました。

肩こりや腰痛にも大きく関わるので、健康面でもとても大事な動きです。

 

 

重心を足の上に残す為にも、背骨のマルチな動きは必要

 

 

左右の重心移動をする時、体を左右に移す作業が必要なのですが、

その動作が前もご紹介した

スキー 重心移動

背骨を左右方向にたわませるこの動作。

私も昨シーズン、この動作がすごく重要だという事に気づいたのですが、

(ここが動くようになる事で全くスキーの操作安定性が変わった)

逆にここが動かない事によるデメリットに、健康体操の指導中に気づいたのです。

 

 

多くの人は、背骨を使わなくなっている。

 

ある日の健康体操の指導で、

四つん這いになって胴体を左右に揺らしてみましょう。ちょうどみぞおちの辺りが一番大きく動くようにやってみましょう

というエクササイズをやってもらいました。

 

すると、多くの人はみぞおちの辺りの胴体より、骨盤が大きく動いてしまったのです。(図)

 スキー 体幹トレーニング

四つん這いで、体幹が動かないと、イラストの真ん中のように骨盤が大きく振れてしまいます。

本当は、右のような動作にしてほしかったのですが・・・

これは、普段「背骨をしならせる」動作が行われておらず、この動作がインプットされていない事で起こります。

 

これを見て、「あっ!これがスキーでは骨盤が落ちてしまう原因になるのか?!」と感じたのです。

おそらく、スキーヤーの皆さんがスキーをしている時も、同じ事が起こっているのだと思います。

背骨がしならず、骨盤が大きく動いてしまうので、重心が過度に移動し、足の上から重心が外れてしまっているのではないかと。

 

 

健康体操のクラスでは、何度かやっているうちに要領がわかってきた方も多くなってきました。

大事なのは、動かして体に動作を教えてあげる事です。

筋力アップをとかく言われがちですが、筋肉に命令を伝える神経を鍛えてあげる事も大事なのです。

 

背骨をしならす動きって、とても大事なのです。

 皆さんも動くかどうかやってみてください。

 

 

 パーソナルトレーニング受付中!

スキーヤー向けのレッスンはこちらもご覧ください

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.08.13更新

体玄塾流体幹トレーニングは、背骨を動かすトレーニング

 

スキー 体幹トレーニング

こんにちは、八巻です。

こちらの画像は、当塾での体幹トレーニングの様子です。

 

体幹トレーニングというと、体を固定して筋肉で支えるというイメージがありますが、

そもそも、体を固定する位置がけっこうみんないい加減になってしまっていると見ていて思います。

背骨がきちんと正しい位置に配置されていないと意味がありません。

このように左右・または前後に背骨をたわませるトレーニングは、

体を正しい位置に戻す為に必ずやらないといけないトレーニングです。

 

 

正しい位置に背骨・骨格を配置するには、

背骨を動かせないと正しい位置に持っていく事が出来ません。

この画像では、おへその辺りの高さの背骨(腰椎)を左右に動かして、

左右に腰椎をたわませる練習をしています。

 

 背骨は首から腰まで24個の骨が積み上がっていますが、

それが一つ一つ関節になっていますので、それぞれの関節が前後左右に曲げる事が出来ます。

ですから、背骨を頸の部分・胸の部分・腰の部分(さらに細かくも)と分けて動かす事が本来可能です。

 

 

ところでこの画像のシルエットを見て、スキーヤーの皆さんは何かピンと来ないでしょうか?

 

スキーのターン時の姿勢にそっくりですよね?gya

 

 

スキーのターン時に、この「腰椎の左右のたわみ」を使うと、

脚の上から骨盤を外す事なく重心移動が出来るのです。

そしてこの動作を、エキスパートの皆さんは自然に行っているのです。

 

スキーがある一定以上で上達が止まっている方は、

こういった背骨の動きに制限が出ている可能性が高いです。

 

背骨の動きを分解して、左右前後バランスよく動かせるようにする事で、

スキーの上で体はむしろ安定してくるのです。

免震構造のビルのような体になっていきます。

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.06.09更新

こんにちは、八巻です。

 

今日はちょっと美容に関するお話です。

私は体玄塾以外のトレーニング施設でも働いているのですが、

そこで勤務スタッフのパーソナルトレーニングをしていた時のこと。

 

背中や肩がバッキバキに硬いので、揉んでいきますと、

いろんなところを押すたびに「イテテ・・」と悲鳴を上げ

おそらくここもと思って膝裏やふくらはぎを押すとまたイテェ~(笑)

 

八巻「ふくらはぎ硬いよー」

前の時間にトレーニングを受けていたスタッフもそこに来て

面白がって押していましたけど、そこでそのスタッフが

「これが普通じゃないんですか?」と言ったので、

私は

「ふくらはぎって柔らかい方がいいんですよ^^」と言って、

自分のふくらはぎをさわらせてみました。

すると二人ともビックリしていました!

「うそ!八巻さんのふくらはぎメッチャ柔らかい!」

 

上質な筋肉は、普段は柔らかい

硬いふくらはぎは、美脚にはつながらない・・

 

私の筋肉が上質かどうかはさておき、

ずっと硬くなったままの筋肉は、状態としてはよくありません。

硬いままだと、当然関節の可動域が狭くなってしまいますし、

血行が悪くなり、肩周りなら肩こり・ふくらはぎならむくみなどのトラブルの元になります。

ふくらはぎの場合は、緊張した状態が続くとポンプ作用が失われてしまいます。

スキーやランニングなど、運動をして足がむくむという方は要注意です。

フィットネスのためにしているはずの運動が逆に足が太くなる結果になります。

 

筋肉は普段はリラックスして柔らかく、動くべき時に大きく力を発揮する。

こんな状態がベストです。

 

美容目的のフィットネスとして、ピラティスが定番の人気エクササイズとして知られています。

私も外の施設でグループレッスンで行っていますが、

これ、フィットネスクラブなどでされている方は注意して欲しいんです。

”人によっては逆効果になる”事があります。

というのは、上記のスタッフのように肩などが凝り固まっている人は、

ピラティスを行う事でより筋肉の緊張を助長してしまう恐れがあります。

 

そこで私の場合は必ずピラティスのエクササイズの後半に

”カラダを脱力させる”エクササイズを混ぜるようにしています。

体が力みやすい人は”体の力を抜く”エクササイズを優先した方がいいです。

 

体玄塾のパーソナルトレーニングでは、どちらのタイプの方にも対応出来ます。

柔らかくて強い、しなやかな筋肉を目指しましょう。

 

 

ピラティス・体幹トレーニングについてはこちらもご覧ください。

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.06.05更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

今日は、スキーと体幹トレーニングのお話です。

 

体幹のトレーニング法というと、

体幹トレーニング スキー

こんな感じで体勢をキープして、

姿勢が崩れないように筋力をつけようというものや、


体幹トレーニング ピラティス スキー


ピラティスのようなエクササイズがポピュラーですね。

 


このブログでは「体幹は固めてはいけない」というお話もしていますが、
では上に挙げたトレーニング・エクササイズはやっても無意味なのでしょうか?

 

答えですが、
やるのは構わないと思います。
ただし、条件があります。

1.体幹トレーニングの場合
~骨格がきちんと積まれた姿勢で行うこと~

どういう事かというと、
「筋力アップを目的にやるのでは無い」という事です。

カラダが一番安定するのは、
骨盤が脚の上に位置し、背骨もS字にきちんと積まれた時です。
この時に筋肉も一番バランス良く力を発揮するので、
骨格をきちんと積んでトレーニングをして欲しいという事ですね。

正しい姿勢を記憶させる目的でやる」ならまだいいでしょう。

 

体幹トレーニング スキー

※ちなみに上の画像のような体勢だと骨格が崩れているので、
長期的に行うとパフォーマンスダウンにつながる可能性が高いです

 


そもそも、静止した状態での筋力発揮なので、
動作時にこのトレーニングで鍛えた筋力を使える機会は
ほとんど無いという事は付け加えておきます。

 

2.ピラティスの場合
~背骨が一つ一つ動いているかをきちんとチェックする~

 

ピラティスは体幹の筋力アップとともに
背骨の可動性を改善するのにも効果的です。
特に、背骨が一つ一つきちんと動いているか・動きづらいところは無いかを
チェックすることは、すごく全身運動をする上で大事です。

どちらかというと、筋力アップというよりは
背骨の動きの悪いところを見つけるという目的を重視した方がいいと思います。

 

しかし、動きの悪いところのジャッジは自分ではなかなか出来ないので、
そこは専門のトレーナー・イントラに診てもらった方が良いでしょう。

体玄塾では、そういう目的でエクササイズを行っています。

もちろんよく言う体幹部・インナーマッスルのトレーニング効果もバッチリです。

 

筋力より、骨格とその動きを整える事を目指そう!

 

とかく「筋力をアップする」というところにフォーカスしてしまいがちですが、
筋力をアップする事と、
姿勢維持にはあまり関係が無いと現場で指導をしていると感じます。

背骨がきちんと動き、正しいS字の形に戻れるような状態
(カラダがその位置を認識する事も大切です)にする事がむしろ必要ですね。

 

体玄塾がおすすめする体幹トレーニングは?

 

当塾で行っている・推奨している体幹トレーニングは、

1.背骨の形・動きを整えるエクササイズ

2. 自らが動く体幹トレーニング

1については、ピラティスのような細かい動作チェックをする事で、

背骨の形を整えたり、動きの悪い所を改善したりのエクササイズで、

姿勢を整えるという大きな目的があります。

そしてその後に、整えた姿勢を崩さずに動くという訓練が必要なのです。

よくやっていただくエクササイズを一つご紹介すると、

 

 スキー 体幹トレーニング

画像:月刊スキーグラフィック2013年8月号「正しく立つ・歩くでスキーが変わる 動作力トレーニングのススメ」(筆者監修)より

 

姿勢を整えて、そのままカラダを後に倒すトレーニングです。

これをする事で、姿勢維持の筋力アップにつながるのと共に、

さらに”倒して、起き上がる”を繰り返す事で、

股関節の曲げ伸ばしをして自らを動かすトレーニングをしているのです。

(どちらかと言うとこれで、股関節の動作をつくる目的の方が大きいです)

モデルの方は五輪にも出場された方なので最初から結構倒せましたが、

一般の女性の方でも、1年ぐらいトレーニングを積むと地面と平行くらいまで倒せるようになります。

 

一般的なトレーニングだと、スクワットや腕立て伏せ・けんすいといった割とクラシックなトレーニングは自らが移動するトレーニングですが、

これらを正しいフォームで行う事が、体幹の強化にもつながるので、

これらをしっかりやる方がかえって使える体幹の筋力が得られるのではないかと思います。

 

 

 

コブ斜面に関する話題も書いてます。

https://www.dousaryoku.com/blog

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.05.04更新

スキーのポジション・姿勢づくりはおまかせください。

スキーのオフトレーニングは東京・中野の体玄塾で。

カウンセリング受付中!

スノーボーダーもOKです!

 

スキーヤー向けのページもリニューアルしました。

https://www.dousaryoku.com/skiofftraining

 

 

そろそろスキーヤー&スノーボーダーのみなさんはオフに入りますね。

私は姿勢・動作の自主トレに加えて、ウォータージャンプを行う事が多いです。

今年はランニングやダッシュもメニューに加えようかと思っています。

今回は、スキーに体幹の筋力は必要かというお話。

 

スキーに体幹の筋力。必要そうに思うけど・・・

 

各スポーツアスリートが「体幹トレーニングを取り入れて体幹の筋力を上げた」というお話をよく聞きます。

そんな事もあって、結構スポーツをやっている人から「体幹を鍛えたい」という依頼もいただきます。

スポーツトレーナーとして、体幹トレーニングは必須バイブルのようになっている感もあります。

スキーにおいても、姿勢の維持は滑りに影響しますからね。

 

前の記事で私の現在の滑りをご紹介しました。

コブの衝撃にも体が崩れなくなり、転倒があまり無くなってきたのですが、

それは体幹をきたえたからではありません。

むしろ、以前と比べてむしろ体幹からは力が抜けてユルユルな感じです!

でも以前から一緒に練習している仲間からは「体幹がぶれなくなったね」と言われます。

「でも力は入ってなくて滑らか」とも言われました。

 

 

 

背骨が柔らかく動くようになった事、それから

股関節を起点に骨盤が自然に動いてくれるようになった事、

感覚的にはそんなところが大きいのではないかと感じています。

背骨や股関節が硬いと、ある一定の方向に力が加わった時にその方向へ行ったきり戻って来られないという状況を生み出してしまいます。

振られても元の位置に戻ってくるように、前後左右の筋力のバランスを整えておけばいいのです。

そのためには、筋力を鍛えるというより、硬くて動きにくくなっているところをストレッチなどで改善してあげればいいのです。

 

 

ビルならば「免震構造」になっているようなイメージです。

コンクリートでガチガチに固めるというより、

ゆらゆら揺らす位の感じで体勢を保つ。

それが結果「ぶれない体幹」になっていくような気がします。

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.04.12更新

スキーのポジション・姿勢づくりはおまかせください。

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背骨は曲がるように出来ているのに・・・

 

こんにちは、八巻です。

今回は一度、体幹の動きについてお話をしたいと思います。

 

 

先日、ちょっと前に流行った女性インストラクターのエクササイズの動画をみました。

私はパーソナルトレーナー以外にもグループレッスンの指導もしているので、

参考にしようと思い、見てみました。

 

この女性インストラクターは50歳位ですが、見た目が若くとてもキレイな方です。

(誰だかわかった人もいるかな?)

体をゆらゆら揺らすような動きのエクササイズですが、

先生の体幹の動きがクネクネとても滑らかに動いていてさすがだと思いました。

実際にこの先生と同じ動きがしっかり出来たら、

効果もありそうですが、実際多くの人は同じように動かせるようになるには

相当の訓練が必要になるでしょう。

 

しかし、私も背骨はこのように動かすようにした方がいいと感じています。

前述のエクササイズはシェイプアップ目的ですが、

スポーツパフォーマンスにおいても背骨をしならせて使うことは有効です。

 

 

スキーやその他のスポーツで姿勢を安定させるため、

体幹を鍛えるという方法が取り沙汰されています。

最近は何かと言うと「体幹を鍛える」と言います。

 

しかし、体幹を固めると、本来前後左右に曲がるはずの背骨も動きが固められてしまいます。

あの女性イントラの動きは何なの?というようなカチッとした胴体になります。

しなやかな体の動きが失われてしまいます。

 

そして、何より体が力みやすくなります。

スポーツをする時はよく「力を抜きなさい」と言われるのに、逆のトレーニングが横行しているのです。

 

背骨の動きをアップさせる→体の力が抜ける

 

多くの人は、胸郭(肋骨まわり)の動きが硬く、

体幹の動きが硬いのです。ある一定の方向で体が固まってしまい、

体幹の滑らかな動きを阻害し、姿勢が悪い方向に固まってしまうのです。

 

背骨の動きをアップさせる→体幹が安定する

 

新しいビルは耐震対策として免震構造という、揺れに対して敢えて建物をたわます事で

建物の倒壊を防いでいます。

体も同じ発想で、体幹が前後左右にたわめば衝撃を吸収し、

元の位置に戻ることが出来るでしょう(元の位置を教えておく必要はありますが)。

 

そういう発想で、以前雑誌で「脱力系体幹トレーニング」というエクササイズを紹介した事があります。

 スキー 体幹トレーニング月刊スキーグラフィック 2015年8月号より(筆者監修)

これによって、動きの自由度を高めながら全身のリラックスを図ります。

体幹はしなやかに動かせる状態にしておく方が、パフォーマンスは結果的に高くなります。

 

動画・「脱力系体幹トレーニング」

 

 

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.12.26更新

こんにちは、姿勢改善トレーナーの八巻です。

前回は、体幹トレーニングのマイナス面についてお話しました。

スポーツ選手がどう体幹を駆使しているかをよく観察すると、

必ずしも体幹トレーニングの鍛え方とは一致していないというお話をしました。


そこで今回はよりスポーツで使える体幹の動作が身につく、

もう一つの体幹トレーニングの考え方についてお話します。


「固める」体幹と、「しならす」体幹

最近建てられる高層ビルは、地震の揺れにも倒壊しないよう
”耐震構造”が施されていると聞きます。
その構造とは、”免震構造”と言って、
地震の揺れに対して敢えて建物を揺らして衝撃を吸収し、建物の倒壊を防ぐ方法だそうです。

体幹トレーニング 脱力

いわゆる今流行りの体幹トレーニングは、
このような考えとは逆に、とにかく外からの外力から体が揺れないように補強するという考え方です。
しかし、この方法を体でとると、どうしても体幹は踏ん張らないとならないので、
無駄な力が入ります。


対して、体を免震構造のビルのように、外力に対して柔軟に対応出来るようにすれば、
力を入れる事無く体勢をキープする事が可能になります。
腕や足にも無駄な力が入りにくくなります。

 

姿勢が戻って来るべきところを、記憶しておく

 

姿勢維持で大事なのは、動かないように固める事ではありません。

そこで止まっているのならまだいいかもしれませんが、
スポーツに限らず、日常動作でも体は常に移動します。

姿勢維持で大事なのは、「自分にとっての正しい体の位置を、体に記憶させる」事です。
そうすれば、体が外力で揺らされても戻ってこれるのです。

骨格体幹トレーニング 骨格

※骨格が崩れたままで筋肉を鍛えても(補強工事をしても)、あまり効果はありません。

骨格をまずは整える事が、強い体幹づくりにつながるのだ。

 

ただ筋肉を鍛えるのではなく、

最適な”骨格”の位置をご自分で記憶し、常にそこに戻せるようにすること。

それこそが本当の意味での”ぶれない体幹”になるのです。


”免震構造”のしなやかな体を目指す事が、パフォーマンスアップにつながるのです。

 

 

”使える”体幹トレーニングで、

姿勢改善・スポーツの大きな上達を導きます。

ご希望の方は、「ヤマキのカウンセリング希望」とご明記くださいませ。

http://www.taigenjuku.com/free_trial/

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.12.19更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

今回は体幹トレーニングについてのお話です。

 

すっかりポピュラーになった感もある体幹トレーニング。

最近は何かと体幹トレーニングがスポーツパフォーマンスアップに良いという
メディアの風潮もあり、体幹トレーニングという存在を知る方も多いですが、
私共の業界では必ずしもその認識で一致している訳ではなく、
一つの説に過ぎないという事です。
体玄塾のスタッフをはじめ、体幹トレーニングはパフォーマンスアップにつながらないという考えを持っている
トレーナーの方も多くいます。

 

私が体幹トレーニング肯定説をいまいち信用していないのは、
体幹を強化する事で、なぜパフォーマンスが上がるのかの具体論が無い事が理由です。
「この選手は体幹トレーニングで体幹を強化したから、メダルにつながった」
というような言い方もよく耳にしますが、なぜ体幹が強くなるとパフォーマンスが上がるのかの
メカニズムの説明が無いのです。


「このトレーニングでパフォーマンスがアップする!」
と言うのであれば、もっと具体的にその理由を説明すべきです。

(体感的には一般の方ならそれなりにキツイと感じるトレーニングなので、

「運動不足の解消」や「運動をしている達成感」を目的にしているのであれば、

それを行う事は別に良いと思います。)

 

腕・脚の動きは、体幹を起点に行われている

そんな意見を述べたところで、私の体幹論をお話すると、
私はスポーツパフォーマンスアップをするためには、
体幹を固めるトレーニングをしない方がよく、
逆に背骨を前後左右に自在にしならせる事が出来るよう、
逆に出来るだけ体幹はリラックスさせた方がいいと考えています。

 

普通に考えて、競技をする際は出来るだけ体に緊張・力みを残さない方が
本来の力を発揮する事が出来ると思いますが、
今流行の体幹トレーニングは逆にこの緊張をつくってしまいかねないのです。

 

 

トップアスリートは、体幹を固めていない!

 

トップアスリートの動きを実際にチェックしてみるとわかります。
これは去年の世界陸上の画像ですが、
ボルト選手の走りをみると、
脚が後ろへ大きく振られた時、体幹部が大きく前湾しています。

体幹 ボルト

 


そしてその脚が戻ってくると同時に、前湾していた体幹部が逆に後湾しています。
ボルト 体幹
これは走る際に腕脚の動きだけでなく、それに連動して体幹も使われている事の表れです。
動画で観ると、ボルト以外の選手も同様でした。

 


体幹部が前後に動いている=これはすなわち背骨が前後にしなっているという事です。
体幹をガチッと固めてしまうと、この動きが無くなってしまいます。

 

体幹が大きく動いている例だとテニスのサーブ・バレーボールのスパイク・サッカーのスローインなどがあります。
体幹を柔らかくしなやかにしならせる事で、腕により大きな力が伝わるのです。

 

そんなしなやかで柔らかい競技動作を行うにあたって、体の「力み・緊張」は禁忌です。
体幹が緊張すると、四肢にも緊張が伝わります。
走考えても体幹は逆に出来るだけリラックスするように心がけないといけないのではないでしょうか?

そういう理由で、体玄塾では”固める”体幹トレーニングは推奨しておらず、

むしろ”しなる”体幹づくりを目指していきます。

 

 

効果的なピラティス・体幹トレーニングで、姿勢改善・スポーツの大きな上達を導きます。

ご希望の方は、「ヤマキのカウンセリング希望」とご明記くださいませ。

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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