八巻としひでの
WEBカラダ改善塾

2017.02.13更新

こんにちは、八巻です。

今回は前回の記事でお話した「上半身と下半身をひねる」動作についてです。

上半身と下半身が別に動いている感覚が出てきて、

コブの中での重心・板の操作性が増したというお話をしました。

 

みなさん、普段、手と足を別に動かして歩けていますか?

 

人が歩くとき、腕脚はどう連動して動くでしょうか・・

右腕が前に振られた時、左脚が前へ振り出されますよね?

こうして常に左半身と右半身は非対称の動きをして前へ進みます。

 歩き方 体玄塾

しかし多くの人は、見た目こそ振り出された腕と反対の脚が出ていますが、

実は”本当の意味では腕と脚が一緒に出ている”人がとても多いのです。

 

腕は、肩から振るものではなく、”体幹”から動かすもの

 

ウォーキング教室などで、よく肩から一生懸命腕を振らせているのを見ますが、

腕は肩から振るのではありません。かといって、肩甲骨から動かす訳でもありません。

実は”背骨”から動かすのです。

背骨・とりわけ胸椎という胸のあたりの背骨が中心になり、

それが回旋することで肩の位置が前後に移動するだけの事です。

感覚としては、上半身をみぞおちの辺りから上下に分け、反対方向にひねる事で、

腕振り・足振りのエネルギーが生み出されるのです。

 歩き メカニズム

みぞおち辺りを境に、上半分がツイストされている

これがウォーキングの腕振りの本質なのだ!

 

この「ひねる」動作に左右差があったり、不具合があったりすると、

体のゆがみの原因になってスポーツのパフォーマンス発揮に影響が出たり、

体のトラブルの原因になったりしているようです。

スキー ツイスト動作

スキーの場合は、下半分が回るが、回るところは同じ。

ペットボトルのふたを開ける時、普通はボトルを固定するが、ふたを固定してボトルを回しても開けることは出来ます。

これと原理は同じですね!

 

40代になってなお、スキーが上達し、滑っていても痛いところも出ないのは、

こういうところからしっかり体をケアしているからこそだと自負しています。

ですから同じ喜びを皆さんにもシェアしたいのです。

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2017.01.21更新

“板の上に乗る”
スキー上達のために、本当は一番丁寧に教えないといけない事が、

現状は言うだけで終わっている・・・

「体を板の上に載せる」事は、言うほど簡単なことでは無いのです・・・

スキースクールで、「足の上に骨盤をのせて」

(ブーツや板の上に体・お尻をのせてという場合もあります)と言われる事って多いと思います。

指導員をされている方も、指導の際にそう生徒さんに指示する事も多いでしょう。

いわゆる「スキーに乗る」事が、スキーの操作性を上げる事に最も必要な要素だからなのだと思いますが、

その大事な事が、スキースクールでは現状「お尻落ちないように!」とか、

「ちゃんと脚の上に骨盤載せて!」という一言で注意や指摘をされているだけになってしまっているようです。

スキー以外のスポーツ・ランニングフォームの指導などでも、

「姿勢をよくして」と一言で姿勢の事について書かれている物も見受けられますが、

「正しい姿勢をつくる」事ってそんな一言で出来るほど簡単なものではありません。


スキーヤーのみなさん、そもそもどんな姿勢が正しい姿勢なのか、

スキーに体・骨盤が正しく載った状態がどんな感覚なのか、わかりますか?

インストラクターのみなさん、「どうやって体を板の上に載せるの?」と生徒さんに聞かれた時、きちんと答えられますか?

 


体を板に載せる事が出来て初めて、スキーを行う条件が整う

 

なぜスキースクールでその事について深く指導がなされないのかと言うと、

具体的にどうすればいいかの方法を知っている人がいないからです。

スキーの技術論については日々アップデートされていますが、それを行うための前提として必要な

「体を板に載せる」事については、各々の感覚に任せられているのが現状です。

ここがスムーズに手に入った人はさらに上達していけるのですが、出来なかった人はそこで振り落とされてしまうのです。

ですから現状の指導方法だと、「才能のある人」だけしかなかなか上達していきません。

「体を載せて!」「お尻を落とさないで!」といつも言われる人は、

まだスキー上達のための条件が整っていません。

まずはしっかり載せる事から練習してみましょう。

姿勢のつくり方・骨盤の載せ方を具体的に指導出来るトレーナーが丁寧にご指導させていただきますので、

しっかりと弱点を克服する事が可能です。


スキースクールで詳しく練習しない「体を板に載せる」「骨盤を足に載せる」方法から、スキー上達を目指していきます!

スキー(ブーツ)の上に体を載せる事が出来ると、
足・板を通じて自分の体重を真っすぐに雪面にかける事が出来るようになります。

スキー 姿勢
「踏む力が弱いなぁ、脚の筋力が無いのかなぁ・・」という方は、筋力アップのトレーニングをする前に、

体がきちんと足の真上に載っているかをチェックしてみましょう。

しっかり載っていれば、自分の体重でしっかり板を踏めるのです。


両足に載せられたら、今度は片足ずつ交互に。

“重心移動”でスムーズなターンの切り替えが可能に!

スキーのターンは、「左右の板に交互に荷重をかける」動作によって行われます。

両足に体を載せられたら、今度は片足に交互に重心を移す動作が必要です。

この動作で必要なのが、体幹部のひねりや股関節の内旋・外旋を使った「ツイスト」運動です。

スキーグラフィック 動作力
※スキー雑誌でも紹介されたツイスト動作

これをする事で、一度足の上に乗せた体(重心)を足から外す事無く左右に重心を移動させる事が出来ます。
①足の上に骨盤を載せる=重心の位置を両足の真上に置く
②重心を片方の足の上に移し替える=重心移動
実はこの二つの動作が、スキーの動作の根本となる動作なのですので、
まずはこの動作でスキーをしっかり操作出来るかを確かめましょう。


これらが出来れば、そこからデモ・アルペン・フリースタイルなどジャンルを問わず、

コーチの言う事を体がどんどん吸収出来るようになってくるでしょう。

スキー上達のための、もう一つの道が出来ました。
ぜひあなたも試してみてください。

動画(YouTube)でもご覧ください

https://youtu.be/qfxOJfVVL_M

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.12.04更新

こんにちは、八巻です。

今回は私のホームページの方との連動記事といたしまして、

バランスボールのトレーニングについてのお話をいたします。

 

ホームページの方では、以前お会いしたトップスキーヤーのバランスボールにまつわるお話をしていますので、そちらもご覧いただいて、、、

 動作力.comブログ「トップスキーヤーが優れているところとは?

当ページではその続きで、バランスボールを使ってのトレーニングは有効かというお話です。

 

バランスボールで体幹を鍛える・・・?

バランスボールを使ったトレーニングも現在いろいろあり、

座ったり立ったりしてバランスをとるものや、

いわゆる「体幹トレーニング」をボールを使ってやるものなどがあります。

 

これらはスポーツパフォーマンスのアップにつながるのでしょうか?

 

正直、バランスボールの上でバランスを取れるようになる事が、

直接スポーツのパフォーマンスアップにつながる事は考えにくいです。

「バランスボールのような不安定なところで立つ事で、インナーマッスルが強化され、ぶれない体幹づくりにつながる」という人もいますが、

そういう筋肉が仮に鍛えられても、スポーツにはあまり関係ありません。

 

なぜならスポーツでは、バランスボールのような不安定なところの上で立ち続ける動作はほとんど無いからです。

ボールの上で体を静止させるために使った筋肉は、スポーツ動作中はほとんど役にたちません。

 スキーで滑っている時も、ランニングしている時も、体は移動していますのでね。

シチュエーションが違う場面での筋トレや動作練習はあまり意味が無いです。

ゴルフの練習で、バランスボールに乗ってスイングしたりしているのも見ますが、

ラウンド中にバランスボールの上から打つ事はありませんので、あまり意味があるとは思えません。

 

 

鍛えるべきは、「感覚」

 

連動記事前半でお話した今井優子さんは「バランスボールの上に飛び乗る」事が出来たそうです。

しかし、それは「体幹の筋力が強いから」出来たのかというと、違うと思います。

バランスボールの上に転ばずに飛び乗るには、ボールが転がらないように真上から力を加えなくてはならず、

その為には体を瞬間的にそのように乗せなくてはなりません。

そこに体幹の筋力の強い弱いは関係なく、

そこに体を瞬間的に持っていく・ボールの上で立てる形に体を一瞬でつくる という「身体感覚」がむしろ必要ではないかと思います。

そういう能力が優れているのでしょう。

スポーツ動作を何百回何千回と練習するのは、その「感覚」を確かなものにするためと言ってもいいでしょう。

 

私も今、バランスボールに乗る練習をしています。

立ってスクワットまでは出来るようになっていますが、

もちろんその目的は、「体幹の筋肉を鍛える」事ではありません。

バランスボールに乗る事で、体の感覚を養っています。

ちゃんと足に体が乗ったところに、出来るだけ早く体を持っていく。

これが結果的に安定した動作を生むのではないでしょうか?

 

「トップ選手は体幹が安定しているから高いパフォーマンスを発揮出来る」という話もよく耳にしますが、

この正体は実は体幹の筋力とかそういう物ではなく、

「いい位置にすぐ体を持っていける能力」の高さが、体幹を強く見せているだけではないかと思います。

 

体玄塾では、姿勢や歩き方を通じて、スポーツ上達に必要な

「体の感覚」を感じて、覚えてもらいます。

これで、何歳からでもスポーツ上達が目指せるのです。

 

 

 スポーツが上達する、本当に役立つ体幹のトレーニング法があります。

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.11.26更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

スピンオフ記事・ランナーが外反母趾痛を姿勢改善から克服したお話の

2回目です。

今回は、具体的にどんなところが問題だったのかをもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

走っていて外反母趾はなぜ起こる?

 ランニングフォーム 改善 体玄塾

 

姿勢を診ていくと、胸が縮んで背中・腰が丸まっている、

いわゆる「猫背」でした。

走るとその猫背のまま、ギューッと体を緊張させて走っていました。

 

肩から脚・体幹もみんな力ませながら走っていたのです。

 

このような姿勢のまま前に進もうとしても、

この姿勢では重心が後にあるので進みにくくなります。

すると、進むためには体を前に倒して進むか、

足先で地面を蹴って無理やり筋力で進むしかありません。

この方は、腕を後ろに一生懸命振りながら、

足先で地面を蹴って走っていました。

(ちなみに、手足に力が入っていると、手足だけでなく、

体幹も緊張し、スムーズな動作が起こりにくくなり、

結果的に速く走る事が出来ません。

元々体が緊張しやすい人が、体幹トレーニングに励んだりすると、

益々走りづらい体になってしまうので注意してください。)

 

「つま先で蹴る動作」「腕を後ろに振る動作」・・・

いずれも外反母趾の元!

 

よそのランニングメソッドで上のような動作を推奨しているところがありますが、

どちらも体にはあまり良くない走り方で、外反母趾の原因にもなります。

というのは、足先で蹴る動作を意識すると、

地面を蹴るとき足に必要以上の負荷がかかり、足のアーチをつぶして偏平足を誘発します。

もう一つ、腕を後ろに引くと、頭とお腹が前へ出て、

重心が足先に集中してしまいます。

このダブルパンチで靴の中で足が広がってしまうのです。

 

 こんな悪癖を直していくと、自ずと痛みは消えていきました。

 

 

 

ランニング・ジョギングで起こる体のトラブル、

元の原因は、姿勢や走り方にほとんどの場合、潜んでいます

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.11.18更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

 

今回はスキーヤーに多い足のトラブル「外反母趾」についてのお話です。

 

ブーツ内での足の痛みに悩んでいるスキーヤーも多いようです。

ブーツ選び・インソール選びに苦心されている方も多いでしょう。

 

しかし、足が痛くなる根本の原因はブーツではなく、

体の方にあるとしたら・・・

 

 

ブーツに圧をかける事で、つま先に体重が載り過ぎてしまう・・・

 

スキーで外反母趾が起こる原因として挙げられるのが、

体を前へ持って行き過ぎていること。

 スキー 外反母趾

前回お話したブーツへ寄りかかるような姿勢をすることで、

過剰に体重がつま先にかかってしまいます。

すると足が自分の重さによって平たくつぶされてしまいます。

すると、固いブーツの中で足が広がり、ブーツに当たります。

それで痛くなるのではないかと思います。

 

「間違った骨盤前傾」でも、外反母趾のリスクは上がる。

 

スキーに限らず、ランニングをしている人や、ハイヒールを履く女性にも外反母趾は多く見られます。

起こる要因は同じで、腰を反った姿勢などで上半身が前へ突っ込んで走ったり歩いたりしても、

靴の中で足が潰されます。

 

要は、体の載っている位置が悪い=重心位置が悪いと外反母趾になるリスクが上がります。

外反母趾は女性に多いですが、男性もスキーや陸上をやっている人に多いようです。

重心の位置が良くないサインと考えてもいいでしょう。

 

 足が痛くてブーツ選びなどに苦心されている方は、

一度姿勢の面からも原因を探ってみてはいかがでしょうか?

 

外反母趾に悩む方を、救ってきました。

 

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外反母趾痛で走れなかったランナーをフルマラソン完走まで回復させた実績もあります。

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.11.11更新

今回もスキーの姿勢についてのお話です。

 

スキーの姿勢で、意識するところの一つとして、

「ブーツのタンにすね圧をかける」

というものがあります。

 

ブーツのタンをすねで抑える感覚が弱くなるという事は、

すなわち体が後へ行っている事を意味し、

スキーの操作性は低下します。

 

なので、スキーをする人は少なからず、すね圧を意識した事がおありだと思います。

 

スキーを履いていない時に、その姿勢出来ますか?

 

しかし、多くのスキーヤーがやっている「すね圧」のかけ方は、

ブーツのタンに寄りかかっているようなかけ方になっています。

これは自らの力で立たず、壁に寄りかかって立っているのと同じです。

壁が無くなったら、倒れてしまうでしょう。

スキーを履いていない状態(スキーブーツのみの時)ですね圧をかけてみて、

前に倒れてしまうようなら、それは前に寄りかかっているだけの姿勢です。

スキーを履いていれば倒れる事はありませんが、

この姿勢だと、その位置に体を固定する事になり、

雪面の変化に対応がしにくくなります。

 

「間違った骨盤前傾」と寄りかかっての「すね圧」は、連動する!

 

 骨盤 過剰前傾

前回までの記事で、多くのスキーヤーはこんな骨格で滑っているよと

お話していますが、ブーツのタンにすね圧を体の重さでかける(寄りかかってかける)と

おへそのあたりが前へ落ち、こんな姿勢になります。

ブーツに圧を体重を載せるようにかけると、

上半身の姿勢も崩れて、体が前へ行き過ぎてしまうのです。

 

自らすねを前傾させて、すね圧をかける

 

みなさんがしている「すね圧」は、体重をかけてすねをタンに寄りかからせているのですが、

そうではなく、自らの機能で、すねを前傾させてタンに圧をかけるようにします。

 

すねを前傾させるためには、”足首を曲げる”という動作を使います。

スクワット スキースクワット スキー

例えばスクワットでしゃがむときには、股関節や膝関節・足関節が曲がります。

この時に右の方がすねがより前傾しているのがわかるでしょうか?

このように脚部の関節を連動させて曲げるのはもちろん、

右のような姿勢のまますねの角度を変える事が出来れば、

重心位置を足首の曲げ方で調節することも可能です。

 

「間違った骨盤前傾」や「寄りかかってのすね圧」では、

重心位置の調節は困難ですが、

上半身の骨格を正しく積み上げると、すねの角度も自由度が増すのです。

すなわち、スキーの操作性が格段にアップするのです。

 

こんな姿勢をしていると、腰痛になりやすいと以前の記事でお話しましたが、

他にも起きやすい体のトラブルがあります。

それは何だと思います?

これは次回にしましょう。

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.11.05更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

 

今回は、骨盤を正しく体に載せた時と、

いわゆる「間違った骨盤前傾」の時との、

スキーの操作性についての違いをお話しようと思います。

 

ちなみに、多くのスキーヤーがしている姿勢は

「間違った骨盤前傾」の方です・・・(残念)

間違っている骨盤の載せ方についてはこちら 

 

間違った骨盤前傾の時の、重心位置は?

 

間違った骨盤前傾の時の重心位置は、

体全体でみると、足(ブーツ)の上に来ているようにも見えます。

骨盤は足に対して後ですが、

その分腰反り動作などで上半身が前に行くので、

そのバランスで足の上に重心を載せている人も多いのでしょう。

オリンピックに出場するようなレベルの選手にも、

「間違った骨盤前傾」をしている人は多いですから、

そういう選手はこのようにバランスをとって

操作をしやすいポジションを得ているのだと思います。

スキー 姿勢 間違った骨盤前傾

赤印は推定される重心位置。骨盤のあたりに「総合重心点」という重心の中心がある。

上半身と骨盤の位置バランスで重心位置を調節している。

右はブロックで表したこの姿勢。

 

「間違った骨盤前傾」は、雪面の変化に弱くなってしまう

 

しかし、この姿勢だと、どうしても上半身の位置に

重心位置が左右されてしまいます。

足の上に載せている体の一番下は骨盤ですが、

その骨盤が後寄りに載っていると、

上半身が後に煽られた時にすぐに重心が後になってしまい、

そこで一気に操作性が悪くなってしまいます。

 

「間違った骨盤前傾」だと、体全体を同じ位置に保ったままでないと、

重心位置が適切な位置にいてくれません。

これだと、急な雪面状況の変化などに弱くなってしまいます。

 

骨盤を脚の上に置くと、重心位置のコントロールが出来る!

 スキー 骨盤前傾 理想

対して、骨盤をしっかり脚の上に置くと、常に重心点は脚の上にあるので、

雪面への圧力が抜けるリスクは大きく減ります。

そして、一番基礎の部分が安定して載っていると、

上半身がフレキシブルに使えるようになります。

さらに、上半身が前後にたわむ事で、重心位置を細かくコントロールする事が出来ますので、

急な雪面変化にも対応が容易になるでしょうし、リカバリーもしやすくなるでしょう。

 骨盤 足に載せる 

左:上半身が起きてしまうと、元々骨盤は足の後にあるので、重心も一気に後になり、

スキーの踏力が大きく低下してしまう。 

右:骨盤が足の上に載っていると、上半身が起きても踏力の大きな低下は無く、

上半身の移動による重心位置の調節が可能になる。

前傾すると、骨盤が左のように後ろにある時より加速はしやすくなる。

 

 

ミスの少ない安定した滑りをするには、

骨盤を正しく載せる事は避けて通れない事ではないかと思います。

 

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.10.30更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

前回の記事では、間違った骨盤前傾が腰痛を誘発するというお話をしました。

http://www.taigenjuku.com/blog/2016/10/post-244-344729.html

 

前回も言いましたが、骨盤は前傾しているかどうかではなく、

脚に対してどこに載っているかが問題です。

骨盤が載っている位置が悪いままなら、

前傾か後傾かなど、どちらでもいいのです。

 

みなさんがしている骨盤前傾では、骨盤はまだ後のままです!

 骨盤前傾 正しいイメージ

正しい骨盤の載せ方と、違う場合を前回同様ブロックで表現してみました。

正しい骨格で、いわゆる「脚の上に骨盤が載る」状態というのは、

一番左の状態です。

対して真ん中はスキーをしていると暴走しやすいポジションの

「後傾姿勢」です。

こうなるとスキーの操作性が悪くなる事はご存知だと思いますが、

ここで修正する姿勢がみなさん右になってしまっているのです。

しかし、このイラストをみると・・・

骨盤は真ん中の時と位置は後のままですね!

代わりに腰椎が前へ大きく出ています。

 

確かに重心は前へ移るが・・・

スキー 腰反り姿勢

右のような「間違った骨盤前傾」をすると、こんな骨格で滑るような感じです。

骨盤は後(よく言う「出っ尻」)のままで、

上半身が前に倒れて、全体の重心位置を合わせている感じです。

 

これでも、おおまかに「脚の上に体を載せる」事は出来ますが、

パフォーマンス的には正しく載せた時には及びません。

 

どういう点で及ばないのかのお話は次回へ続きます。

 

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.10.28更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

 

骨盤を起こす動作・前傾動作について前回までお話してきました。

スキーの基本ポジションをとるときに、

多くのスキーヤーが骨盤の前傾を意識するあまり、

腰が反っているというお話などをしました。

 

そもそも骨盤は前傾しているかどうかが重要なのではなく、

脚に対してどこに載っているのかが重要なのです。

 

カラダをブロックで表現したときの、積み上げイメージは・・・

 

真っ直ぐ立った時の骨格のイメージはこんな感じです。

骨格 イラスト

これを、ブロックで説明すると、こんなイメージ。

骨格 ブロック イメージ

 きちんと足から頭まで順番にブロックを積み上げている、

そんなイメージですね。

ちゃんとバランスよく積まれているので、

安定しているなと想像が出来ますね。

これだと実際にも、骨格を支えている筋肉にも負担は少なく済みます。

 

対して、腰反りの立ち姿勢のブロックはこんな感じでしょうか?

骨格 ブロック 不良姿勢

(赤で示してある下側=お尻・骨盤です。)

骨盤は足に対してちょっと後にあり、

そして骨盤の上のブロック(=お腹・腰の部分)が骨盤に対し大きく前に出ています。

この積み方だと、上のブロックに比べてすごく不安定な感じがしますよね?

必死に骨盤前傾を意識していたとしても、

結果はこのような姿勢なのです。

 

カラダでこの状態が起こると何が起こるか?

 

こんな不安定な姿勢でカラダを保持するとなると、

カラダはどうなるか?

ひとつは”支えている筋肉に負担がかかる”という事。

 

今にも崩れそうなブロックを支えているのは、

体では筋肉です。

特に、安定感の無さそうな腰回りの筋肉はきっと常に緊張していないと、

崩れてしまいそうですよね?

こんな風に常に腰の周りの筋肉に仕事をさせ続けているので、

腰が痛くなるのです。

 

そしてもう一つは、”関節に負担をかける”という事。

 

積み上がりの悪い状態で関節の曲げ伸ばしをすると、

関節への負荷のかかり方が悪くなります。

そんな動作を続けると、徐々に関節を傷めていきます。

怪我もしやすくなります。

 

このような不安定な姿勢で滑り続けていると考えると、

直した方がよさそうだなと感じたかもしれません。

次もこの姿勢についてのお話・テクニック編をしていこうと思います。

 

 

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2016.10.22更新

体玄塾トレーナーの八巻です。

前回は、骨盤は「起こしてのせる」というお話をしました。

骨盤はただ後傾しているだけでなく、

”脚の上から落ちている”から、

脚の上に載せなければダメですよ、

でもほとんどのスキーヤーは落ちたまま骨盤を前傾させてますよというお話でした。

今回は、その上で骨盤を起こす方法・コツをご紹介します。

 

 

骨盤を起こすときに意識をするとよいところとは?

 

 

骨盤を前傾させるとき、

多くの場合骨盤全体をカタンと前へ傾けるようにすることが多いです。

また、仙骨というお尻の上にある骨を意識する場合もあります。

 

しかし、この方法を使うと、上手く出来る人もいますが、

骨盤が起きるというよりは腰が反るだけになってしまう人が

圧倒的に多いのが現実です。

(そうなってしまう方は、それを意識して滑る事で腰が痛くなるケースが多いです)

あまり多くの人に使える意識ではないと考えています。

 

そこで、同じ骨盤でも、違うところに意識を持っていく事で

間違った骨盤前傾(腰反り姿勢)になるリスクを軽減する事が出来ます。

 

それは、「恥骨を下げる」という意識です。

 

 

恥骨を下げて、下腹を上へ伸ばす

 

恥骨というのは、骨盤の前下部にある骨で、

下腹部を触ると確認出来ます。

骨盤 恥骨 仙骨

座っていると恥骨がシートから離れていませんか?

いつもこういう姿勢をしていると、

スキーの時にも当然恥骨が上を向き、後傾姿勢になってしまいます。

 

いすに座って、恥骨をシートに近づけます。

同時に頭を上へ引き上げて、

下腹を上下に伸ばすようにします。

この感覚が、骨盤を正しく起こす意識の指標になりますので、やってみてください。

 

今回もやり方を動画でも紹介しておりますので、参考にしてください。

https://youtu.be/OfaMfyg3Nbk

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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