スキートレーナー八巻の、動作力トレーニング

2017.11.13更新

 「ぶれない体幹」は、正しい姿勢の把握から

 

 こんにちは、八巻です。

 

テレビでトレーニングの話題が出てくると、

二言目には出てくる、”体幹”というワード。

 

 正直我々にとっては耳障りにもういい加減感じます(`ε´)(`ε´)

 

 あたかも、体幹と言われる胴体の部分の筋肉を鍛えさえすれば

様々な事に効果があるかのような触れ込みなのですが、

決してそんな事ではありません。

 

 

体幹の筋力が弱いと、姿勢が崩れたりしやすいとよく言われます。

スキーなどのスポーツにおいて姿勢を崩さない・大きな力を出すなどに必要と言われます。

しかし実は競技中に体幹をぶらさずに安定した姿勢でパフォーマンスを発揮するのに、

それほど体幹の「筋力」は関係ないと考えています。

 

筋力が強いかどうかより、

それ以上に”復元力の高さ”がぶれない体幹には重要だと考えています。

 

言い換えると、”正しい位置に体を戻す能力の高さ”という事ですね。

 

その能力にまず必要なのは何でしょう?

 

 

”正しい体の位置がどこなのか?”を知る事ですね!

 

”復元する”というのは元通りにする事ですから、

正しい姿勢がどこなのかを体が知らなければ元に戻せません。

(理論で知っているだけではダメという意味です。)

 

これを体の感覚で覚える必要があります。

体にも覚えさせる必要があります。

 

 

姿勢改善において一番難しいのが、

「体は元の姿勢に戻ろうとする」性質があるという事なんです。

体が歪んだまま生活していると、脳はその悪い姿勢をスタンダードなものと認識してしまいます。

だから、普段背中が丸まっている人がスキーなどで体に負荷がかかると

そこに戻ってしまうんですね。

逆に体が正しい体の位置をスタンダードなものとして認識してくれるようになれば、多少体が崩されても勝手に元に戻ってくれるようになるのです。

 

 

ここに体を持っていくために、どこの筋肉を伸ばして・縮めて・・というプロセスが必要であって、関節をどう動かすのかという意識づけが必要なのではないかと思います。

 

 

もし筋肉を中心に考えるなら、”筋力を上げる”というより、

”筋肉をどう使うか”という発想で鍛えた方がいいのではないでしょうか?

 

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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