スキートレーナー八巻の、動作力トレーニング

2018.10.30更新

こんにちは、体玄塾の八巻です。

スキーシーズンも徐々に近づいてきましたね。

今年のオフは全く板を履いていないので、

これからシーズンインに向け、やっていかないとという感じです。

オフにいろいろやった動きを板で試したいなというところです。

 

さて、今回は、そんなシーズンに向け、

よりよいスキー操作のために機能アップを目指したい

カラダの動作をいくつかご紹介します。

厳密に言い出すときりが無いので、特に大きなところを3つご紹介します。

今回は、その1です。

これまでもお話しているところではありますが、まとめという意味も含めて。

 

1.股関節の屈曲&伸展

スキーで欠かせない、股関節の曲げ伸ばしです。

コブ滑走だとそのイメージをしやすいですが、

整地の滑走でも大きくこの動作を使います。

 トップスキーヤーのカービングを見ると、

左右の足が交互に大きく曲げ伸ばしされているのが確認できます。

ただ、多くの中級スキーヤーはこの曲げ伸ばしをせずに、体の傾きだけでターンをしているという現状があります。

 

カービングスキーのおかげでこれでも曲がってはくれますが、

しっかりと荷重をしてのターンではないので、

斜面がハードになっていくと対応が難しくなってしまいます。

荷重をしてのターンでないと、2級や1級のテストにもなかなか合格出来ないのです。

 

そんなスキーヤーの皆さんに、冬のレッスンでやってもらうのが

「スクワット」です。

ゲレンデで板を取って、そして履いてやってもらっています。

これをやってもらうと・・・

意外にもきちんと出来ない人って多いんです(ほぼかな・・)

 

スクワットというのは、

しゃがむ事で重心を下げ、立つ事で重心を上げる事につながる動作です。

立つ動作をする時に、足が地面を押し出す力を生みます。

これを左右交互にする事で片足荷重が出来、

重心を左右に移動させる事が出来る訳です。

 

そんな動作を通じて、多くのスキーヤーにとってネックとなるのが、

「しゃがむとお尻が落ちる(骨盤が落ちる・後傾する)」事だというのが

レッスンにご参加いただいたスキーヤーの皆さんに

スクワットをしてもらう事でわかりました。

これだと結局「しゃがめない」んですよね。

ジャンプする時には必ずその前にしゃがむのと同じで、

大きく力を加えるにはしゃがめないとなりません。

しゃがめないという事は、強く踏めない事に直結してしまうのです。

 

 

そんなスキーで使う股関節の曲げ伸ばしを練習する方法として、

サイドスクワットというのがあります。

この動作をしっかりとつくっていく事が、

大きな弧を描くターンの動作の基となります。

 

 

動画のページにも、いろいろサンプルがありますので、

こちらもご参照ください。

 

 

次回はその2です。 


 

シーズン中には、ゲレンデでのレッスンイベントも行っております。

2019年1月2月実施予定

動作力1dayキャンプ スケジュール

 

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

2018.10.04更新

先日、家に帰ると健康情報番組をやっていて、糖尿病予防についての運動の話をやっていました。

糖尿病(Ⅱ型)予防改善に運動が必要であるというのは認められていますが、

私がそれを見ていて、とても気になる事がありました。

 

トレーナーになって10年強、テレビ・雑誌で言っているトレーニング方法は何も進歩していない

 

その番組で予防のために推奨していた運動が、スクワットだったんですけど、

 

そのやり方・注意点が相も変わらず

膝をつま先より前に出さず、お尻を突き出して

だったのをみて、もはや怒りさえ感じました。

 

 

これってフィットネスクラブなどでスクワットを指導する際によく言われる事で

いわば「教科書に書いてあるような事」なんです。

 

何故このように教えるようになったのか、詳しくは知らないのですが、

膝痛になる人がスクワットをしていてすごく多かったからではないかと思います。

 

 

しかし、膝をつま先より先に出さずに、お尻を突き出してしゃがむと、そもそも不格好になります。

全身運動としてもすごく不自然で、私は絶対この方法では教えません。

股関節の機能改善などにも効果はありませんし、

スキーなどのスポーツでこんな格好でしゃがんでいたらおかしくないですか?

 スクワット 膝を出さない

 

 

指導者が、教科書を鵜呑みにし続けるのって・・・?

常に進化しなくてはいけないのでは?

 

私を含め、体玄塾では前述のようなスクワット指導は決してしていないのですが、

それは体のトラブル改善・スポーツやダンスなどの動作改善をする上でいろいろ研究を重ねた結果、

膝をつま先より出さずお尻を突き出すスクワットは何も貢献しないと気づいたからです。

 

私がその番組をみて怒りを覚えたのは、そんな昔から言っている事を

テレビに出るような人がまだ言っているからです。

 

おそらくこういうテレビや雑誌で監修する人も含め、

「スクワットはこうするものだ」と頭の中で決め付けていて思考停止しているのではないでしょうか?

そこに「なぜ、こういうスクワットをするのか?」「本当にこのスクワットの方法でいいのか?」など、

そこに疑問を感じた事はないのか?と思うのです。

フィットネスクラブで働いているアルバイトが指導でこういっているなら仕方ないとも思えますが、

地位がある程度ある人が従来どおりの指導しか紹介出来ないようでは、

今後のフィットネス業界の進歩も望めないかなと感じてしまいます。

 

 

先日ノーベル医学・生理学賞を獲得した本庶佑教授の記者会見で

指導者達にも肝に銘じて欲しい一節がありました。

 

Q:研究者を目指す子どもに思ってほしいことは?

「研究者になるということにおいていちばん重要なのは、何か知りたいと思うこと、

不思議だなと思う心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。

常に疑いを持って、本当はどうなってるんだ、という心を大切にする。

つまり、自分の目でものを見る。そして納得する。そういう若い小中学生にぜひ、研究の道を志してほしい思います」

 

フィットネス指導者・競技指導者にもこれは大いに当てはまると思います。

最初は教科書通りに覚える事が大事ですが、

教科書に書いてある事が矛盾していないかと感じる事も実際指導をしていくとあります。

それに気づけるかどうかで、指導者の力量が試されるんじゃないかと思います。

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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