スキートレーナー八巻の、動作力トレーニング

2018.06.26更新

こんにちは、八巻です。

 

ここ最近、自分のブログとこの体玄塾HP内のブログをどう並存させていくかという事を苦慮していました。

同じような事を書いても仕方ないですし・・・

 

そこで、こちらでは月1度コラム的な事を書いて、

「40代からのスキー上達法」は、動作力.comのブログで更新していきます。

動作力.com「40代からのスキー上達法」

 

 

今回の話題は、レッスン依頼を受け、カウンセリングを行う、

私の通常の業務の中で「えっ!?」と思った事です。

今シーズンより、新たに私のレッスンを受けられる方には、

滑走動画をお持ちいただいて、それを見て改善方法をご提案させていただいています。

(それによって、柔軟性の改善・筋力アップなどが必要か、冬のレッスンが必要か等をご提案いたします)

その動画を見せていただくと、

スキー滑走の改善ポイントがとても明確なんですよね!

中上級者クラスだと特にはっきりしています。

 

でも、ご本人は、その改善すべきポイントと違う事を考えていたりする訳です。

それは実際に、今まで通っていたスキースクールでも、

私が思うポイントに関しては指摘されていなかったようです。

要するに、その人にとっての一番の修正点をきちんと指摘出来ていないって事のようです。

それでは上達は望むべくもありません。

 

 

レッスンを受けても上達しないのは、なぜ?


スキースクール等で指導を受けても、上達しないパターンはあると思いますが、
その理由として、いくつかのケースがあげられます。

1.受講者が先生のいう事を理解していない

受講者の理解力が低い場合は仕方が無いかとも思えますが、
先生が難しい専門用語や、抽象的な表現での指導になると、理解が出来ません。
意外に指導側の問題である場合も多いです。
スキーのイントラさんもそうですし、私共のスポーツトレーナーの間でもそうですが、
難しい専門用語をやたら並べて指導をする先生がよくいます。
こういう指導法は「自己顕示欲」の強い先生がやりがちな指導法なので、
あまり生徒さんの親身になってくれていない事が多いのではないかと思います。
こういう指導する先生は、正直おすすめしません。

私は逆に池上彰さんや林修先生のような
「わかりやすく伝える」事の方がよっぽど指導スキルが要ると思っています。
難しい言葉を使わずに教える先生や、
表現の引き出しを多く持っている先生は、
知識が豊富で本質を理解している先生だと考えていいでしょう。

 


2.受講者の運動能力が、指示通り動ける能力に達していない

例えば「股関節を内旋しなさい」「骨盤を前傾して」などと指示をしても、
受講者にその動作をする能力が充分に備わっていなければ、
指導者の言うとおりに出来ません。
指導者はここで、股関節を内旋する方法や、骨盤を前傾する方法を的確に教えられないと、
その人をこれ以上上達させる事が出来なくなります。
言わば「お手上げ」です。

こういう方は、体玄塾のようなところで、スキー以前の基本的な身体操作(スクワットなど)を身につける必要があります。


3.指導ポイントが、的外れ

ここ最近ご相談を受けたクライアントさんのケースは、
上の1.2のいずれでも無く、このケースでした。
2のような場合は、私のように体の知識にある程度精通していないと出来ない事なので、
スキーのイントラさんの知識の範疇では改善出来ない事なのですが、
上記のクライアントさんの動画を見る限り、修正ポイントがスキーのレッスンで改善させられるレベルだったのです。これは「コーチ、何やってんだよ!もっと勉強しろよ!」と言いたくなるようなレベルです。

 

いろいろ指導を受けているのに、全然上達しないという場合、
先生の言う事が、生徒さんにとっての要改善ポイントを正しく指摘出来ていないというケースがあるという事ですね。
この先生には、その人に足りないものを見つける事が出来ないという事なので、
そこでいくら指導を受けても無駄という事になります。

 

このブログを読まれている方は、なかなか上達しない・疑問がなかなか解消しないと、
お悩みで検索をされた方かも多いでしょう。

そんな皆さんのお悩み解決の一助になりましたら。

 

 

投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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