スキートレーナー八巻の、動作力トレーニング

2017.06.19更新

こんにちは、八巻です。

スキーの記事ばかり書いていて、ランニングに関するこちらの記事の

http://www.taigenjuku.com/blog/2017/04/post-329-447196.html

続きを書くのをすっかり忘れていました、スミマセン。

という訳で、今回はよくランニング法などで言われる

「肩甲骨を寄せる」動作についてのお話をしたいと思います。

 

いい姿勢をとるとき、肩甲骨を寄せろと言ったり、背すじをピシッとしたりという意識をお持ちの方は多いと思います。

しかし、正しい姿勢をとった時は実は背中は思うよりピシッとはならず楽な感覚だというお話を前回いたしました。

では、肩甲骨を寄せるなどして背中を緊張させて走ると、ランニングパフォーマンスにおいてどんな問題が起こるのでしょうか?

今回はその1をお送りします。


走る上でのデメリット:その1

体に負担をかける事につながる
故障・トラブルの元&スタミナ消費が早い


背中を緊張させて立っているときの姿勢は、
どんな感じかを骨格で示すと、こんな感じです。
姿勢 正しい


腰が反ってお腹が出、腰から背中にかけての筋肉は緊張します。


背中を緊張させると、背中は筋肉に引っ張られて後ろに倒れていきます。
すると体を前に倒すか、足を前に出すかで前に進むしかありません。

ランニング 外反母趾前足への荷重が過剰になり、足のトラブルを生む


体を前に倒して進むと、足への衝撃が大きくなり、
膝痛や外反母趾といった故障につながりやすくなります。
また、足を前に出して(体は遅れる)走ると脚の筋力に頼った走りになるので、
体力を消費しやすくなります。
マラソンなど持久力勝負の競技だと影響が出やすいと思います。


さらに、脚の筋肉をたくさん使うので、脚が太くなる可能性も充分あります。

太ももの前側やふくらはぎが太い方は要注意です。

 

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投稿者: 体玄塾 八巻 稔秀

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