コブ上達のためには、
「お尻の柔軟性」が欠かせない
こんにちは、八巻です。
前回、スキーヤーの上達が止まってしまう大きな要因として、
股関節の動作不具合にあるというお話をしました。
股関節が上手に動かないと、骨盤が後傾しやすく、
結果姿勢が崩れ、体が板が踏みにくいポジションに動いてしまいます。
そのポジションは、日常の姿勢と同じ姿勢になるわけです。
いいポジションで滑るには、日常の姿勢を変えなくてはならないというお話でした。
お尻の柔軟性を上げるストレッチ
では、今回は前回に続いて座ったまま、このように足を組んで座ってみましょう。
そこからさらに、頭を高くし骨盤を起こしていきましょう。
組んだ脚ののお尻のストレッチ感を感じます。
足を組むと骨盤が後傾する・頭を上げようとしてもお尻が痛いという人は、
スキー時に骨盤が後傾しやすいタイプと考えられます。
この筋肉がお尻を下へひっぱり、骨盤を後傾させるのです。
今紹介した動作でお尻を伸ばし、
お尻を上方向に引っ張る力を復活させてあげます。
これが骨盤を立て、重心を足の上に戻す事につながります。