パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介の
ランクアップ身体論

2017.04.18更新

・姿勢を改善するためには

姿勢が悪いと言えば、猫背や反り腰(でっちり)が思い当たると思います。

姿勢について検索するとたくさんのウェブサイトが出てきます。
それにしてもいろいろとありチェックしたらきりがないぐらいですが、書いてある情報はだいたい同じようなものです。

ですが、自分で姿勢を改善するのは意外と大変。

きれいな姿勢を作るためにはリアルな体の意識も大切ですが、まずは骨格を簡単なブロックに置きかえてイメージすることがポイントです。

 

 ブロック

左側が正しくブロックが積まれているとして、真ん中と右の図は積まれたブロックが崩れたイメージです。

真ん中は『でっちり、反り腰』ってやつです。

 

まず、ブロックを支えている棒(脚)が傾いてしまっていますね。

そして、骨盤位置のブロックが前、または後ろに傾いてしまっています(落ちている)。


特に崩れるのがおなか部分のブロックです。どちらも腹筋が緩んで背筋は張ってしまいます。


電車の中などで見渡せばこんな人たちが山のようにいます。


おなかが出てると気になる人は、まず上の図のようにおなかのブロックがズレていないかチェックしてみてください。


この場合は、おなかを引っこめる前にきちんとブロックを積み重ねる意識が必要です。


もし、おなかを引っこめようとして崩れたままの状態のまま腹筋を繰り返せば、頑張った分だけ体が悲鳴をあげます。


なんせ腰の部分はスカスカなんですから…


いざきちんと積み上げようとした場合、結構大胆にパーツを移動させないと動かないかもしれません。なぜかというと、その人の概念の中に全くないからです。

自分の概念の中でしか答えを探せないので永遠に正確な場所が見つかるはずが無いんです。


なので各パーツの位置、角度を全然別の場所に引越しさせるような気持ちでちょうどいいぐらいです。


まず、ブロックがどう崩れているか感じてみましょう。そして棒をまっすぐに立てて、その上に正しく

積み重ねるようにしてみてください。


一生懸命頑張るのではなく、正確にやることが大切です。

 

 

投稿者: 体玄塾 布瀬川 謙介

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