パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介の
ランクアップ身体論

2018.08.08更新

先日、膝痛を改善するため歩き方を良くしたいという方の無料体験を行いました。

その方は以前から歩き方についてネットで調べてはご自身なりに取り組んでいたそうです。

 

では、どんなことに気をつけて歩いていたのでしょうか。

一例を聞いてみると、胸を張って膝を伸ばして踵から着地するようにしていたそうです。

 

ウォーキングはきちんとした歩き方で適度に行えば問題ないのですが、間違えればかえって体を壊すことになります。

では、胸を張る、膝を伸ばして踵から着地するは正しいのでしょうか?

 

足の着き方については何が正しいのか質問を受けることがよくありますが、実は問題はそこではありません。

膝を伸ばして踵から着くと推進のブレーキになり関節を痛める原因になります。

でも、つま先側から着こうとしても、地面に脚を突き刺すようになりこれも関節を痛める原因になります。

本質は別のところにあるので、踵接地かつま先接地かは割とどうでもいいということです。

 

強いて言うなら、やや早くつま先側(指の付けの肉球のところ)が着く場合が多い…… かなといった感じです。

歩く時、前に踏み出す脚は接地するまで力が抜けていなければなりません。

膝下、足首の力が抜けていれば空中ではつま先下がりの状態なので、そのまま下せばつま先側がやや早く着くことになります。

でも、上り坂か下り坂か、はたまた階段なのか、地面の状況が変われば足の着き方も変わりますので、踵からとかつま先からと決めつけても意味がありません。

 

本質のところについてはまた別の機会に説明します。

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 布瀬川 謙介

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