塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2014.01.31更新

太いふくらはぎ、太いもも、O脚をこの方法では改善できない現実

太いふくらはぎなど脚の形で悩んでいる方、良く聞いてください。

テレビ、書籍、インターネットなどで改善の方法とポイントを色々言っていますが、方法・ポイントに矛盾がたくさんあります。
これからその矛盾の一部を紹介します。

歩行のポイント 「正しい姿勢を保って歩きましょう」
<矛盾>
正しい姿勢がどういうものか分からないのに、正しい姿勢ができる訳がありません。姿勢が悪いから脚の形が悪くなるのですから。

猫背姿勢を良くするためのポイント 「頭を天井へ糸で引っ張られるイメージで身体を引き上げましょう」
<矛盾>
クラシックバレエでも、ほとんどの人ができない引き上げを、糸で引っ張られるイメージだけでできるわけがないでしょう。イメージで言いますと、身長を測るときに背を高くするイメージの方がまだましです。しかし、これも力みやすく本物ではありません。これはとても手間がかかります。

後ろ重心を良くするポイント 「重心を前に移動するように歩きましょう」
<矛盾>
姿勢が悪く歩き方が悪い人が、”引き上げ”よりむずかしい重心移動ができるわけがありません。

美しい歩き方のポイント 「かかと着地で膝を伸ばして・・・歩幅を広く」
<矛盾>
ん~、ブレーキをかけたら前に進みづらいではないですか、だから後ろの脚のつま先で地面を蹴らなければ前に進まないのです。それが正しいと思っているのでは?違います。このつま先で地面を蹴る、または押す行為・動作がふくらはぎを過剰に使い、太くなるのです。不自然な歩き方で美しいとは言えません。
細くしようと思って歩いて、実は歩けば歩くほど太くしているのですよ。

これらはほんの一例です。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.01.14更新

番組で言うほど簡単ではない脚の問題

前回の記事に、「ふくらはぎが太いのはふくらはぎの自己主張が原因」と書きましたが、今日の朝のテレビ番組で、自己主張させるようなことをやっていました。
それは、足首のくびれをつくる特集でしたが、やっぱり筋トレでした。腓腹筋、前脛骨筋、後脛骨筋、足裏の筋群の筋トレでむくみを取り、メリハリ脚にするというないようでした。筋トレでは解決しません。

歩く動作のこともやっていましたが、これもつま先で地面を蹴ってふくらはぎを筋トレし、足首をしっかり曲げかかと着地で前脛骨筋(ぜんけいこつきん)を筋トレする内容でした。
不自然な歩き方が脚の形を悪くしているのに、筋トレを優先するため不自然な歩き方になっていました。これでは美脚・メリハリ脚にはなれません。
パーツモデルという方の、ハイヒールで速く歩く歩きはとてもよかったのですが、一般人にはできません。しかも上記のかかと着地ではなく、ちゃんとした歩きでした。
              
前脛骨筋=美脚筋
前脛骨筋を体玄塾では美脚筋と呼んでいます。ただし、美脚筋にするには使われるタイミングが大切なのです。
前脛骨筋で足首を曲げるなら、重心から引いた垂直線より後ろのタイミングでやりたいですね。地面をつかむような感覚でやるといいです。
これが前回の記事のすねを固定する感覚です。体験しないと無理ですね。

AからAへ自然に移動ができますと、自動運転のようにとても軽く進むことができ、血液の循環も良くなり、むくみもなくなり、余計な筋肉も落ち、良い関節の動きで筋肉も引き締まり、おまけでメリハリの利いた美脚になるということです。
それには引き上げとか、最適な重心移動などの難関を突破しなければなりません。
美脚の人は生まれつきその才能があります。
体玄塾は、そのような難関を突破する方法を教える、動作の難関突破塾なのです。
無料体験に来てみて下さい。
歓迎します。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.01.07更新

ふくらはぎに直接アプローチしても無駄無駄、
原因の本質を知りましょう


前回の「大腰筋の働き」のつづきで、今回は「スムーズに前へ進むには」をこれから説明しますが、この「スムーズに前へ進む」が出来るようになれば良好なふくらはぎになれます。
ふくらはぎを太くしているのが、ふくらはぎの自己主張です。参考ここクリック
股関節と膝関節を最適に使って重心移動(スムーズに前へ進む最適な方法)が出来ますと、ふくらはぎの自己主張はおさまります。この自己主張についての説明は長くなりますので、次の機会にします。
ふくらはぎが太い人がジョギングなどしますと、自己主張により益々発達することは間違いありません。
さて、最適な重心移動(スムーズに前へ進む)とはどんな動作なのでしょう。
次の絵で説明します。
                             
歩いたり走ったりしているとき、また武道や舞踊、ボクシングなどの構えのときの支えている脚がAのような恰好をしているのが理想です。
そのときのお尻や裏もも、膝の上の前ももの筋群は、関節が曲がり伸ばされている状態になります。
その伸ばされた筋群が自動的に縮むことにより、前へスムーズに進むのです。
そのときの感覚は地面を蹴るのではなく膝から上の体を前へ進める感覚です。速く進めるか、ゆっくり進めるかの感覚により筋収縮の速度は変わり、スピードコントロールをすると思ってください。
ボクシングのパンチなどもこれで加減します。
問題なのは脛(すね)です。この脛が後ろに押し戻されないようなシステムと言いましょうか、そういう能力を身につけなければ完成しないということです。
これは文章で説明しても、動画で説明しても出来ないと思いますので、ここまでとします。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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