塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2015.01.30更新

 ニーイントーアウト、内股などの現象に惑わされるな
バレエとテニスの出来ない身体操作と歩き方の関係をウォーキングウォッチのコーナーで5回に亘って書いてきましたが、それらの記事をもう一度読んでからこの記事を読まれると分かりやすいと思いす。
ニーイントーアウトの改善方法で「膝を前にまっすぐ出す」などと言っている人がいますが、出すことができません!!
また、カカトの骨(踵骨と距骨の距骨下関節)の土ふまず側への崩れるカカトの外がえしによるものと言う人もいますが、どうしてそうなるの?と言いたいですよね!

まだありますよ、中殿筋が弱いから(トレンデレンブルグまたはトレンデレンバーグ症候群)という専門家もいますが、なぜ中殿筋が弱くなったのでしょうか?それは廃用性萎縮と言い、使わないと筋肉が萎(しぼ)んで弱くなるのです。
これは使
ないではなく使えないのです。
使えない筋肉があればその代償で使い過ぎて肥大する筋肉もあります。それは外側の腿やふくらはぎです。
こんなに難しいのですから変な歩き方は、「膝を前にまっすぐ出す」などの歩き方を習っても良くならないということは分かりましたよね。勝手に太くなる腿やふくらはぎもあるのですから脚のダイエットは不可能に近いとも言えます。

ニーイントーアウト(X脚)歩き              内股歩き

image1 image2

さぁどうすればニーイントーアウトと内股歩きは改善するのでしょう?
両方共はじめの一歩がスムーズに出せないのです。
一歩がスムーズに出れば改善できます。
この絵で説明しますと、右脚を出すのではなく支えている左脚で体を前に進めることができない、つまり正しく移動させる身体機能が働かないからです。
まず右へ倒れる体の仕組みになってしまったからです(トレンデレンブルグ症候群)。
その代償、つまり倒れないようにX脚は右へ落ちてゆく骨盤を左へ移動させ代償させて立てているのです。そのせいで右脚が長すぎるようになり、つま先を上げるようにして膝を絵のように折り曲げて、右脚を前に出して歩いている習慣になっています。ですからつま先は外で膝は内に向くのです。
内股は右へ倒れそうな体に対し上体をペンギンのようにして左へ振って代償させて立てているのです。そのせいで右脚を曲げて上げてしまうと左へ倒れてしまうのです。ですから骨盤を回すようにして右脚を出すしか方法がないのです。
これで難しいということだけは分かって頂けたと思います。
体玄塾ではそのような難しい機能の改善を毎日淡々とこなしています。
 


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2015.01.14更新

 ジョコビッチのようなタメが効いたバックハンドストロークが打点を引き付ける

先日NHKの錦織圭とチャンコーチの特番で、錦織圭の力んだバックハンドのダウンザラインを見てしまいました。
錦織のテニスは上手いですが基本テクニックはジョコビッチ選手が数段上手いと思います。

バックハンドの場合、力むというのは打つ前に脱力が出来ず左肩が上がり、フォロースルーが打ちたい方向へ向かず、手首でこねて無理やり打ちたい方向へ打ってしまうことです。それに比べジョコビッチはさすがに左肩はあがりません。

打点を引き付けるには肩が下がった全身の「タメ」が欠かせない
意識的に肩を下げなさいというコーチがいますが、それでは絶対に下がりません。
なぜなら、肩が上がる本質的原因を解決していないからです。

原因は腕が力むからです。
胴体(体幹)がでんでん太鼓の太鼓のように回転できれば本来自動的に振れるはずの腕なのですが、それができないから腕を故意に動かして振るという力む行為をしなければならなくなり、力を抜いて腕を残すことができないのです。
打点を引き付けようとする、つまりスイングを遅らそうとするには肩に力を入れてスイングを一旦止め待たなければならないからです。肩に力が入ると肩が上がるのです。

自動的に腕が振れればタメが効いてスイングを遅らせることができ、打点を引き付けることができます。

ジョコビッチのバックハンドストロークは、打ちたい方向へラケットを放り投げるようにして脱力したまま振り抜いています。

骨盤や腰は
        動かそうとはしない
                    動くようにセッティングする


またこう言っている人もいます。「骨盤からの力連動や骨盤の8の字の動きが脱力したスイングを生み出す」。
「腰の使い方が大事だ」などもよく言われますが、そうするとまた無理やり腰を動かそうとして力むのです。その結果腰痛になったりします。ゴルフや野球にも当てはまります。この間違いが非常に多いので気を付けましょう。
動かそうとしないで下さい。動くように仕向けるのです。

ダルビッシュと工藤公康と田中将大の対談の「大谷翔平はメッジャーで通用するか」という話のなかで、メジャーで通用するには体のキレが大谷はまだ足りないとダルビッシュが言っていました。
体の中心を軸にして末端は脱力している状態で投げないと“キレのある球”っていうのは絶対に投げられない。今の投げ方だとキレのない球になってしまう。』
またキレを出すには股関節の使い方が重要と言っていました。
さすがにダルビッシュは分かっています。

たぶん上の絵矢印で示した骨盤を腿の方へ回しながら動かすようなことだと思います。
これが出来れば腕は脱力した振り方になり、テニスでは打点が引き付けられ素晴しいダウンザラインができます。
しかしそれには普段の歩き方も同じようでなければなりません。
当然ダルビッシュもジョコビッチも非常に良い歩き方をしています。
しかし歩き方をまねてもできませんよ。タメが効いたストロークが出来てはじめて良い歩き方になるのですよ。
とても難しい動作ですよ。無理やりやろうそすると怪我しますので忠告しておきます。

この骨盤を腿の方へ回しながら動かす」動作は、幾つか動作ドリルをたどっていきますと誰でもできるよう体玄塾では用意していますので是非お試し下さい。

テニスのコーナーもご覧ください




投稿者: 体玄塾 塾長 志水

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