塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2014.11.26更新

 どちらの筋肉が多いかアンデオールとアンディダン
前回の「バレエでも困難なアンドォール」というダイエットの記事でも紹介しましたが、バレエを何年も習っていて出来ない人がたくさんいるみたいです。
アンデオールさせる筋肉の名前を知ってもできませんが、どんな筋肉があるかしっていましたか?
アンデオールの逆はアンディダンですが、どちらが多いと思いますか?

アンデオール(外旋)チーム
梨状筋 上双子筋 内閉鎖筋 下双子筋 大腿方形筋 大腰筋 腸骨筋 大臀筋 縫工筋 恥骨筋
短内転筋 外閉鎖筋

アンディダン(内旋)チーム
中臀筋 これだけです。

えぇぇ!といいたいですよね。12対1で数では圧倒的にアンデオールです。
しかし、アンデオールが出来ない人がたくさんいるのは不思議ですよね。
出来ない理由をパッセを例にひとつ紹介します。
骨パッセ
真逆をしているから出来ない
上の画像で説明します。
左大腿部(もも)をアンデオールするとき、上手く出来ない人は股を開こうとしています。開くのではなく腿を外回ししながら股関節から脚を上げる(股関節屈曲)をします。
                  ↓
そのためには骨盤を起こしながらほんの少し前へ移動させなければなりません。
                  ↓
そのためには右軸脚の股関節はアンディダン(内回し)しなければ骨盤の移動ができません。
しかし、ここで出来ない人は右軸脚をアンデオールしようとするのです。しなさいという先生もいます。
パッセが上手く出来ない理由はこれです。
当然ピケターンも上手く出来ません。

脚の上で骨盤を内側へ回す【大腿骨上の骨盤内旋】という動作が出来ないのです。

これには肩や体幹も関与していますので、同時に肩下げも引き上げも骨盤起こしもできません。
出っ尻反り腰も絶対そのまま変わりません。
元々引き上げの概念が間違っているからです。
厳しいことを書きましたがこれが現実です。
筋肉が弱いとか硬いという理由ではありません。
考え方が違うから出来ないのです。

誰でもできるイーグルサークルドリル(体玄塾オリジナルドリル)という脚の上で骨盤をアンデオール・アンディダンさせるドリルがありますので、是非体験してみてください。

 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.11.13更新

 

 

バレエでも困難なアンドゥオール

バレエの記事では何度も登場していますアンデオール(アンドゥオールとも言います)が脚のダイエットでも不可欠です。アンドゥオールとは、脚を外回し(外旋)しながら動く動作のことです。そのアンドゥオールがバレエを何年も習っていながらできないという人が多いのです。バレエの先生が教えきれないと言った方がいいかもしれません。バレエの先生でも教えきれないということは脚のダイエットはなかなか出来ないということになりますね。脚のダイエットではアンドゥオールが不可欠なのですから。

 

足という土台の矯正無しでは成功しない脚のダイエット

内がえしと外がえしという足の動作トラブルは、アンドゥールが上手く出来なくてなってしまった悪い動作です。

バレエや歩きなどの動作のとき、股関節から骨盤と体幹が脚に対して内や外側へ旋回、または股関節から空中で脚が骨盤に対して内や外側へ旋回するというアンドゥールとアンデダン(内旋)が出来なくて、間違った動作をしたのが内がえしと外がえしという脚のトラブルです。なにやら難しいですね。しかし、バレエでもこの間違った脚の動かし方を多くの人たちがしていますので放ってはおけません。これは外反母趾、X脚、O脚などに発展しかねません。
 

かかとの内がえし(かま足)

         

外がえし(ニーイントーアウト

股関節から外旋しようとして意思に反して、膝から下をイラストのように矢印方向へ動かしてしまう癖   股関節から外旋しようとして意思に反して、つま先からイラストのように矢印方向へ動かしてしまう癖
 
土台にあたる足が正しくなければ、骨格の積み上げが崩れ、それを修正しようと下半身も余計な力が毎日入り、ふくらはぎや太もも、お尻下部などの筋肉も余計に付き、動きが悪いせいで血行も悪くむくみ、骨格崩れでO脚やX脚にもなり、負のスパイラルに入り込んで行くのです。
バレエクオリティーの体玄塾だから手に取るように分かります。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.11.02更新

バレエ・ダンスやスポーツでもバランスを崩しかねない体幹トレーニング

フィギュアスケートのキャンドルスピンのバランス動作改善のとき、体幹トレーニングをしていないか問うと、右のような(1の絵)サイドブリッジをしていました。この動作を打ち消す動作をさせますと、立てなかったのが安定して立てるようになりました。

このサイドブリッジは赤の線で示した、外ももと外ヒップが縮みやすくなります。

サイドブリッジで外ももと外ヒップが縮むと、脚が股関節から開き気味になったり(2の絵左)、外太ももの筋肉で踏ん張って(2の絵右)支える癖がつきます。

そうなりますと、脚を開き気味骨盤回しのペンギンの様なヨタヨタ歩き(3の絵左)になったり、骨盤が横揺れする歩き(3の絵右)になってゆきます。

この様な歩きを続けますと、年々ももとお尻はグングン育ち、かたぶとりしてゆきます。
ダイエットのつもりでやった体幹トレーニングがとんだ結末になってしまうかもしれません。
(注)歩き方を習っても余計にこじれますよ

ダイエットのコーナーもお読みください
下の絵の様な良いバランスにするには骨格と動作を自然な美しさに戻す緻密な積み上げが必要ですね。   
 


 

image1
image2
image3

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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