今回は骨盤を立てるシリーズ、「骨盤立てる練習法」、「骨盤立てる効果」に次いで立てる筋肉についてですが、間違っている方が多いと思います。
出っ尻をダック(あひる)と、タックインをタックと言っている人もいますが、呼びやすいので使わせていただきます。
ダックがタックして骨盤を立てている人は、「腹筋が弱い!!お尻が緩んでいる!!」などとよく言われ、そこの筋肉を鍛えたりしてタックになります。主に腹筋(腹直筋)と大臀筋という筋肉ですが、間違いです。
そこが弱いと決めつけないでください。上手く使えないだけなのです。使い方については例え動画でも伝えることができません。
骨盤を立てる筋肉は、引き上げてアンデオールをする筋群です。つまり背骨、肩、脚、足に関わる筋群です。インナーマッスルを期待された方残念です。インナーマッスルやアウターマッスルという考え方ではなく、オールマッスルなのです。骨格を正しく積み上げ、崩さないシステムです。全筋肉を司る神経システムを再構築すようなことが必要です。説明が難しくなってきましたね。
![](http://www.taigenjuku.com/blog/images/股関節伸ばし_1.jpg)
座って猫背の人もトレーニングには注意してください。
安易に骨盤を起こさないでください。背骨がたるんでいるのですから。
![](http://www.taigenjuku.com/blog/images/挫骨盤立て.jpg)
骨盤を立てる筋肉を鍛えるというより、骨盤を立てる精神を鍛えるべきです。