下半身リードと胸椎リード
近ごろ、ダウンスイングでは「腕を振るのは下半身リードではなく、胸椎リードだ」という理論が出てきています。
どちらの方が正解?
アルゼンチンタンゴの世界でも下半身リード派と胸椎リード(胸郭リード)派の先生がいます。
結論から言いますと、両方とも正解です。
A 下半身が無意識にリードして、B 胸椎(胸郭)を動かし(リードし)、その胸椎(胸郭)がリードして、肩甲骨・腕を伸張反射で動かす(スイングする)のが、胸椎リードです。

この胸椎リードを深掘りして説明します。
肋骨(ろっこつ)が付いている背骨を胸椎きょうつい)と言います。その胸椎を肋骨と共にどうやって動かすか?なのです。
答え。(右利きの場合)左前鋸筋・腹斜筋の収縮と、右僧帽筋中部下部の収縮で、胸郭(肋骨と背骨)が左へ少し回転して「背骨=胸椎」が右方向へ移動します。これが胸椎の動き方です。

正面から見たリブケイジツイスト

これが肋骨を肩甲骨側へ引き寄せる前鋸筋の使い方極意です。
この極意をマスターすれば、野球・テニスなどのスイングばかりではなく、バレエ・ダンスのターン、パンチ・キック、陸上競技など動き方のほとんどがよくなります。
今回は左前鋸筋にフォーカスしました。






