塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2014.02.12更新

動かせない状況下だから動かせない

前回の①ヨガの領域外では、かかと体重をつま先の方へ移動させるパーソナルトレーニングについて紹介しました。
今回の②はなぜ重心移動が出来なかったのか、その出来ない本質と出来るようにするパーソナルトレーニングのメニューの目的について紹介します。

重心移動ができない本質的な理由はズバリ、悪い普段の姿勢と間違った姿勢の概念です。
この絵を見て下さい。すべて後重心です。

座り方や立ち方、歩き方が悪くて悪い姿勢になります。

普段背中が丸まった座り方をしていると⇒Aの後ろへ倒れそうな立ち姿勢になり⇒それがみっともないから良くしようと⇒Bのように胸を張り⇒背骨がBのように後へ倒れ⇒それを補うように骨盤を胸椎と腰椎の移行部から前に倒し⇒それを補うように、足首の底屈でスネを後ろへ倒し、完璧に重心を後ろに固定した出っ尻反り腰になり⇒かかとからつま先への重心移動が出来なくなってしまうのです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な連鎖が起きて、つまり動かせない状況があって「後重心」ができあがっています。

後だから前にしなさいとしか言えないヨガ教室では出来ません。

ヨガ教室のみならず、バレエやジャズ・ベリー・フラ・社交・ダンス、またゴルフやテニスなどのスポーツの現場でも重心を前にとか重心を低くとか重心を動かす能力が求められますが、領域外ですから出来ません。

人にやってもらう整体では、自主的にできませんからこれも無理でしょう。

筋肉アプローチのパーソナルトレーニングでも無理でしょう。

そこで「かかと体重をつま先の方へ移動させる」パーソナルトレーニングメニューでは、このようにやります。

体幹引き上げ(バレエ引き上げ)ドリルのための肩下げドリル、骨盤起こしドリル、そのための股関節ドリル、そのための足首ドリル、そのための足裏ドリル、すべてをつなぎ合わせるドリルなど動かせるようにするドリルをやってもらいます。最低でも15くらいのドリルをクリアーしてできあがります。

出来ない本質の概念があることを知ってください

筋トレ、インナーマッスルトレーニング、ストレッチや柔軟性、バランスという概念から切り替えて欲しいです。

脳・神経・感覚を駆使して、「あ!!こういう動かし方もあったのか」という「気づかせる」トレーニング(ドリル)へ切り替えましょう。

これが体玄塾の異次元メソッドなのです。



投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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