60代、70代でも飛距離アップする前鋸筋・腹斜筋の伸張反射を使ったゴルフスイング改造とは
スポーツパフォーマンスを上げるには、筋肉を強いゴムバンドのように使うことです。
伸ばされたゴムバンドが、パチンと戻るような筋肉収縮を想像してください。それが伸張反射です。
もう少し詳しく説明します。
筋肉が伸ばされると、筋肉内のセンサーが伸ばされたと探知し、その信号が瞬時に脊髄まで行って戻って来て反射的に筋収縮するシステムです。
俗に言う反動を使った体の使い方です。
イメージすると下の図のようになります。

肩甲骨を引くではなく、胸郭(肋骨)を押し出す(素早く回転させる)

肩甲骨からの鋭いダウンスイングがおこる。

前鋸筋から外腹斜筋への伸張反射の連動連鎖による体幹の強くて素早い捻じれがおこる。
このダウンスイングで飛距離が上がるのです。
沈み込むスクワット動作はこのシステムの邪魔になるだけです。
下の絵
Aの肩甲骨と胸郭が一体化したダウンスイングでは前鋸筋と腹斜筋の伸張反射がなく、前鋸筋と外腹斜筋の力は発揮されません。よって胸椎肋骨始動Bの伸張反射有りと比べ飛距離が上がりません。







