塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2011.01.13更新

骨盤を回さない意識がパワーを生む

ゴルフのスイングも野球のバッティングや投球動作も、骨盤を脚で前に押し出す動作が大きなパワーを発生させます。
ノーブレーキランの床反力の記事や抜重成分、スクワットの記事でも紹介しました脚の使い方が重要なのです。
水泳のターンでプールの壁を脚で押す(蹴る)ような感覚で、膝・股関節を爆発的に伸展(伸ばす)させ床を脚で押すのです。
その時の押す速度がパワーの素なのです。
しかし、感覚は重心をシェイクしてパンチするような感じです。
まったく脚は意識しません。

骨盤を回す感覚は間違った感覚なのです。

見た目は回っていますが、本人(モデル)は回そうとはしていません
この場合、左脚の膝と股関節を伸展(伸ばす)させ、骨盤の左側を脚が押し出して回ったように見えているのです。
(大腿骨上の骨盤外旋回と股関節伸展)
右側の脚は、股関節を屈曲(曲げる)させる要領で骨盤を前傾させ、お尻を引いたような形になり、骨盤を更に回転させているように見えます。
(大腿骨上の骨盤内旋と股関節屈曲)
達人トレーニング
上記の動作をスパイラルと専門的には言いますが、とてもむずかしい動作なのです。
しかし、これが理想です。できる人を達人と呼ぶのです。

ボクシングの嶋田雄大選手がこの達人トレーニング
を会得して、試合で自由自在に身体を操作しています。   

image1
image2


































                              下の図は脚が骨盤を押して、骨盤を回転させているイメージです。
黄色い矢印は股関節を曲げているイメージです。赤い矢印は脚が股関節を押し出したイメージです。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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