塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2014.04.01更新

社交ダンスを踊る際の不思議な「重み」とは?

「重みがない」と指摘されてもどうすればいいのですか?先生!

ダンスの先生はもちろん、普通の姿勢・動作改善のパーソナルトレーナーにも困難な改善が、このような「重み」をつくるようなことです。
ダンスの重みの他にも、野球のピッチャーの重いボールや、ボクシングの重いパンチなどがあります。
お寺の鐘突き棒がよく振れて鐘に当たり良い音がするような、脱力された腕から繰り出される重いボールや重いパンチの不思議な「重み」をこれから紹介します。

重みの正体は「脱力」、脱力の基本は、正しい片脚姿勢です。
  
引き上げが出来ていない、つまり誤っていると、肩が上がったり、腕に余計な力が入ってしまいます。

良い片脚姿勢のままA B C Dと移動できますと右腕は脱力し、後方に残るような感じになりムチのようなしなやかさで、重みをもった腕になり「ピュッ」と腕が振れ、その残像がバッターにとって重く感じられるということです。

歩幅も大きくなる体重が乗った移動
ダンスでの重みも、このピッチャーのような移動から感じられる重みなのです。
右脚はAから脱力したまま振り子のようにCまで床をスレスレに移動し、左脚は体をAからCまで落ちることもなく送り出し、慣性の法則で更にまで移動する動作が体重が乗った重みがある移動です。
移動距離も大きくなるのです。

このような改善は、もし引き上げがすでに出来ていたなら、体玄塾では一回のパーソナルトレーニングでも可能です。
しかし、何度もこのブログ「ウォーキングウォッチ」で言っていますが、「引き上げ」つまり動作のための本物の引き上げられた姿勢を、体で分かってもらうのは難しいですよ。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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