王子様の手があれば・・・
出っ尻反り腰(骨盤前傾)の原因はそもそも何ですか?
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2014.09.06更新
バレエ骨盤立てる練習法(ドリル)
投稿者:
2014.08.29更新
ヨガでも出っ尻反り腰がヒップの謎
「体幹の考え方」がズレているからバレエでもヨガでも出っ尻反り腰が引き上げの邪魔をする
バレエの記事で、「こうあるべき」という考え方、つまり姿勢観念が間違っているから出っ尻反り腰は改善できませんと書きましたが、ヨガでも同じでした。
アシュタンガヨガで、出来ないことを出来るようにするため、身体の動かし方を習いに来ている方から、ヒップに関するおもしろい話を聞きました。
日本では売れないブギーショーツ
ルルレモンというブランド名を知っていますか。ヨガ愛好者お気に入りのブランドです。もちろんアシュタンガヨガのお客さんもこのルルレモンのファンです。
さて、どんなお話かと言いますと、米国で人気のこのブギーショーツが日本ではなかなか売っていないそうです。
なぜ?売れないから?どうして?似合わないから?
どこが?答えはお尻がはみ出すから人気が無い、だそうです。
どうしてお尻がはみ出すのか?それは日本人のほとんどのお尻の頂点が下がっているからだそうです。
尻トレしても下がります。
しかしそんな日本人でも、お尻の頂点を一つ目の絵Bのように挙げることができます。
「こうあるべき」を正せばいいだけのことです。
二つ目の絵Aは肋骨を締めたり、お腹を引っ込めたり締めたりして、腰を反らないようにする体幹の考え方(こうあるべき)を表しています。腰の反りはなくなってきますが、絵B「引き上げ」にはなりません。アシュタンガヨガでは引き上げを「ウディーヤーナバンダ」というそうです。
体幹の考え方を改めるとすれば、絵Bのように骨盤と肋骨の籠(リブケージ)を引き離すようにリブケージを挙げ、腰椎を反り挙げて体幹を引き伸ばすという考え方です。
「肩が上がらないように」や「アンデオール」にも効きますが、この[骨盤と肋骨の籠(リブケージ)を引き離す]は意識しただけでは不可能です。全身のドリル(訓練)が必要です。
全身の感覚を正しい方向へ変える為、できるところから訓練し、全身が協調できるように訓練(ドリル)してできるようになります。
良いプロポーションはこうしたドリルのおまけです。
この引き上げは、ストレッチや筋トレでは手に入りません。詳しくは体玄塾の無料体験にて。
ルルレモンの商品はホノルルのアラモアネショッピングセンターまで買いに行く人も大勢います。そこは知人のヨガインストラクターからおしえてもらいました。現物が沢山あり、試着ができます。
合うかどうかはわかりませんが、素敵な商品ばかりです。
※現在は東京銀座シックスや新宿にもルルレモンはあります。
投稿者:
2014.08.10更新
膝痛予防改善「登山・トレッキング」の下り方
山ガールも含め登山人口が急増中で、120万人以上と言われていますが、膝痛人口も同じくらいいますので、膝痛をかかえながら登山している人も相当いるのではと思われます。
そんな登山者に対する膝痛予防改善対策は、登山者から聞いたりネットで調べたりしましたが、効果が期待できないと私は思います。何故なら、動作に対するアプローチがほとんどないからです。ズバリ膝痛は膝を痛める動作に問題があるからです。これを改善しますと、膝痛改善だけではなく登山がとても楽になります。これは体験された改善者の感想です。しかし、これはかなり奥深いことをしなければできません。一種の職人技なのです。
これからその一部を紹介します。
その前に興味深い記事がありましたのでこれを読んでみてください。
「自転車通勤に替え、大腿四頭筋はみるみる盛り上がり、数か月でいかにも力強そうな脚に変わりました。ところが山に行ってみると、まったく期待外れ、こんだけ筋肉が付いたのにという思いとは裏腹にしっかりと筋肉痛になりました。何故でしょう?短縮性トレーニングでは伸張性収縮の能力向上はありません。下りの運動は伸張性収縮となり、自転車では発生しない運動だったのです。結局、最も登山に有効なトレーニングは、登山することという結論になりました。」
調べますと、登山の下りで膝が痛くなる人が多いのです。上記の記事では伸張性筋収縮の能力向上が欠かせないと言っています。その通りです。しかし、これはなかなかトレーニングジムではできません。
ふくらはぎ(ヒラメ筋)で説明します。

(他にも等速性収縮という自転車こぎや水泳の筋収縮もあります。)
下りは上の絵Cに当たります。

階段下りはつま先で下のステップに接地すると同時に、AとBの方向へ衝撃を吸収しながら移動を繰り返します。上の絵では左脚が伸張性収縮で衝撃を吸収して膝が右脚のように曲がってゆきます。かかとは下がりますがステップには着きません。ずーと下り続けるトレーニングが効果的なのです。ですから階段なのです。
下りでは短縮性収縮は起きないはずなのですが・・・。
ところが短縮性収縮が起きているひとがたくさんいます。下のステップに接地時にドスンと衝撃してかかとがステップに着き、かかとが再び上がりバウンドしながら下りている人たちです。
筋収縮で言いますと、伸張ー短縮サイクル(SSCサイクル)が起きてしまっているのです。
国立スポーツ科学センターのこの記事を参考に
上りではSSCサイクルが起きて欲しいのですが起きなくて、下りでこれが起きると邪魔になります。
まだまだ沢山他の要素があるのですが、これはほんの一例です。
日常の階段下りを正さなければ膝痛は改善しません。
投稿者:
2014.07.24更新
ヒップアップ・膝伸ばし他色々の基 階段上り
体重の移動が分かりやすい階段でバレエ・ダンスもスキルアップ階段上りは運動量も結構あるのですが、動作改善にも効果があります。しかし、ウォーキングウォッチャーの私としては、階段をスムーズに上っている人を見かけません。 | ![]() |
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投稿者:
2014.07.13更新
バレエの姿勢立ち方 膝が曲がる理由
バレエばかりでなく、ハイヒールを履いたとき膝が曲がるのも、理由は同じです。バレエの動作・姿勢改善の専門家も最近は出てきているようです。その専門家たちが、足・足首の使い方が悪いから膝が曲がると指摘しています。(青線の丸で囲んだトーシューズの立ち方)
確かに膝を曲げないと立てません。しかし、それだけでしょうか?

もし、この足首の角度にヒールという支えがあったら、膝は伸ばしてたてるはずです。
これがハイヒールです。しかし、ヒールがあっても右の絵のように膝が曲がる人もたくさんいます。ということは、足・足首のせいばかりではないということになります。
Bを見て下さい。
つま先の上に垂直に引いた赤い線は、横から立ち姿勢を見たときの骨が積み上がる線です。その線からすると、Bは後ろへ倒れてしまう立ち方になります。一方、AとCは姿勢は悪いが立てています。
Aを見て下さい、足・足首は正しいですが膝が曲がってしまっています。
Aは出っ尻反り腰のため膝をまげて前後のバランスを取っています。膝曲げは必然となっているわけです。
Cは猫背・前肩のため膝と足首で前後のバランスを取っています。これも膝曲げは必然となります。
従って原因は悪い姿勢となるわけです。
対策は?
膝は背骨と股関節で伸ばす。
このウォーキングウォッチをいつも見て下さっている方ならお分かりですよね。
問題は全身にあります。特に肩下げ、引き上げ、アンデオールを正しくやることです。
前々回でも書きましたが、「こうあるべき」を誤っているから、「肩下げ、引き上げ、アンデオール」が上手くできないということでしたね。
膝が曲がる理由は色々あるという訳で、膝は簡単には伸びません。
何事も本質から改善しましょう。
投稿者:
2014.07.02更新
正しく立つための初歩的な事
体幹と肩は深く関わっていると前々回の記事で紹介しましたが、股関節も深く関わっています。
体幹は脚の上に乗っかっているという発想にしてみてください。
例えばお尻(臀筋)やもも(この場合は四頭筋の中の大腿直筋)の筋肉は、立っているときはほとんど力は入っていません。しかし、体幹が前に倒れ脚の上に正しく乗っていないときは臀筋が緊張し、逆は大腿直筋が緊張して倒れないようにしようと体が勝手にします。

ストレッチ・マッサージも注意しよう
上記のような状態を続けていて筋肉が硬くなりストレッチや鍼・マッサージをしたとします。
それは無駄だと思います。
筋肉が硬くなるのは、体幹が荷崩れをしたようにして脚の上に上手く乗っていない、つまり正しく立てていないからです。
問題の本質にあたる荷崩れを改善しなければその症状は改善されないのです。
ストレッチなどをやりすぎて、筋の弾力性を損なえば、もっとややこしくなります。そんなストレッチになっていませんか?
投稿者:
2014.06.23更新
バレエでも体幹トレーニングでも改善なしの骨盤前傾姿勢
姿勢を良くしようと思ってやっている事が間違っていたり、また姿勢に対する考え方自体が間違っていたなら、姿勢は決して良くなりません。しかし、ほとんどの人が間違っています。たぶんあなたもです。
例えば、バレエの先生が、生徒の骨盤をおこさせようとして「お尻を締めて」と言ったとします。
緩んでいるお尻を直接締めるという考え方が間違っています。
お尻が緩んでいるのは本人が緩めていたり、だらしないからではありません。先生は叱らないで下さい。
お尻が緩むのは、緩まざるを得ない骨格の状態にあるからです。つまりお尻を緩め、骨盤を前に倒していかなければ立ってられない骨の積み上がり状態だからなのです。
「何故そうなるのか」という考え方にならなければ問題は解決しません。
ですから、考え方から見直しましょう。
身体操作が出来ないのは、体幹が弱いから、インナーマッスルが弱いからのせいにしないでください。
下の絵でもう少し説明しましょう。

臀筋や腹筋で骨盤を起こそうとしてはいけません
そもそも、腿(大腿骨)より骨盤が後ろにある人は、後ろへひっくり返らないように骨盤をそのすぐ上のブロックごと前へ傾斜させます。骨盤を傾斜させる筋肉が赤の矢印で示した腰の筋肉、脊柱起立筋です。もうひとつ腿の筋肉大腿直筋もひっくり返らないように関わっています。これが出っ尻反り腰の正体です。
改善方法として一般的には脊柱起立筋の反対側の腹直筋と、大腿直筋の反対側の臀筋とハムストリングスを使うようトレーニングや指示をします。それが「お尻を締めて」と「お腹を締めて」という指示になる訳です。
これが間違いなのです。指導者も含めてほとんどの人が間違えているという訳です。
原因は何でしたか?
「腿(大腿骨)より骨盤が後ろにある」でしたよね。
何故そうなるのかについては直接体玄塾にきて尋ねてください。
改善方法はかなり複雑ですが、ここで一部を紹介します。
腿に対して骨盤を前へ動かせたら改善です。
しかし、ほとんどの人はこうしようとしてまた間違ったことをしてしまいますよ。骨盤後傾になってしまいますよ。
骨格全体の中の骨盤・股関節ですから、全体との協調が大切です。
肩下げ、引き上げ、アンデオール、膝の引き上げ、足アーチすべて同時に出来ますと改善されます。
今月は、福岡、京都、大阪、宮城、米国からも来て下さって集中的にレッスンを受けて頂きました。
投稿者:
2014.06.13更新
体幹トレーニングと深く関わる肩下げ
体玄塾の門を叩かれる人の多くは、肩に関係する問題と、体幹に関わる問題で困っている人達です。
バレエを3歳から約15年習っているのに、未だに姿勢のことや腕・肩の動きのことでいつも注意を受けているような人達です。これが改善されなければパフォーマンスは上がりません。
ダンスやバレエだけではなく、テニスやゴルフ他スポーツ全般でもこのような注意を受けている人が多いのです。
肩が良い位置になければ、背骨が正しく伸びません。
背骨が正しく伸びなければ胸郭(肋骨の籠)が変形したままになります。
胸郭が変形したままでは、理想な体幹とは言えません。体幹トレーニングでは解決しません。反った腰、出っ張ったお腹を腹筋で戻そうとしても戻りません。
背骨と肋骨を正しい位置へ戻さなければ解決しません。
そして胸郭と関係が深いのが、肩甲骨と鎖骨と上腕骨で構成された肩なのです。
この関係はまた機会がありましたら紹介します。
さあ、肩下げと大きく関わるこんな所、知っていましたか?
肘です。
腕の力が抜けなければ、自然には肩は下がりません。そうでなければ力んだ肩下げになります。
腕の力の抜き方ですが、肘まわりの筋肉のこりをなくすことです。これだけではありませんが、かなり大きく関わっています。凝っているところを探して、特に下に描いた赤い丸のところをほぐしてみて下さい。
上手くいきますと、腕が伸びたように感じます。

投稿者:
2014.06.03更新
バレエやダンスの体幹トレーニング
撓(しな)らせる体幹をめざそう姿勢・動作を改善させるためには、神経と筋肉の協調性や、筋肉間の協調性を高めなければなりません。体幹トレーニングは脚と体幹と腕の協調性を高めるため、下肢と上肢(脚と腕)の間にある体幹のキープ能力、リカバリー能力、コントロール能力などのバランス能力を高めるトレーニングなのです。 | |
| ところが、よくみかける体幹トレーニングは、右の絵のような体幹の筋肉の強化だけを目的としているトレーニングにしか思えません。 ポーズを静止させた、役に立たない腹筋強化をしているようにしかみえません。 インターネットで体幹トレーニングを検索すると腐るほどあります。 特にベリーダンスでは逆効果でしょう。 | ![]() |
| この本は約10年前に知り合いが譲ってくれた物です。 小林敬和(こばやしひろかず)先生が1994年にドイツからスタビライゼイション・ドリルを日本に持ち込み、スタビライゼーション・トレーニングという名称で紹介され、本にしたものです。 おそらくこの理論や方法を基に体幹トレーニングが日本に広まっていったのではないでしょうか? この本では沢山のドリルが紹介されています。 | |
| モデルはなんと、武井壮さんです。 今ではタレントですが、当時は日本を代表する陸上十種競技のトップ選手でした。 武井壮さんは中央学院大学陸上部に所属していましたが、体玄塾スタッフの一人が偶然同じ部に所属していました。 体幹トレーニングは静止ばかりではなく、ダイナミックに動かしたり、反動を使ったり、最大筋力を発揮させたりしなければ効果は出ません。 | |
![]() | 左のこれは、体玄塾チーフカイロプラクターによるヒューマンフラッグという半端じゃない筋力と、思うように体幹を動かす能力がなければできない技です。 彼はスキー・モーグルのためにやっています。 身体を思うように動かせるようにするための症状に合わせた体玄塾オリジナル体幹トレーニングが、ダンスパフォーマンスを良くしてくれますよ。 |
投稿者:
2014.05.24更新
コーヒー豆知識、カフェインと体脂肪
深炒りの代表格がエスプレッソで、浅炒りではアメリカンでしょう。
アメリカンコーヒーを濃度が薄いコーヒーと思っていた方、今日から改めて下さい。
浅炒りのコーヒーを普通の濃度で入れたコーヒーがアメリカンなのです。
浅炒りのためコーヒーの色が薄いので、濃度も薄いと思われがちなのですが、コーヒー豆はケチっていません。
さあ、深炒りと浅炒り、どちらがカフェインが多いのでしょうか?
浅炒り←
答え 浅炒り
従って、アメリカンはカフェインが多いということになりますね。
逆に目が覚めそうなエスプレッソは、カフェインが少ないのです。
アメリカ人はアメリカンコーヒーを朝飲んで、カフェイン効果によって目を覚まさせて出勤をするのです。
ヨーロッパで多いのはエスプレッソタイプです。
しかし、北米発祥の日本でもチェーン展開している有名なあのS.バックコーヒーは、エスプレッソタイプにミルクを入れた商品が多いので、朝向きではなく夜向きなのです。
体脂肪燃焼に効果的な、カフェインがタップリ入った、しかも量もタップリのアメリカンを、毎朝飲んでいるアメリカ人に肥満体形の人が多いのはなぜでしょうか?
体脂肪を燃やしやすいとか、体脂肪を分解しやすいというセールストークには気をつけましょう。
”社会が信じる基準とは絶対的な真理ではなく、みんなが広く認めている旧来の風習である”デカルト
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