塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2011.02.01更新

反らない・回さない・ひっかかない

速く走るためには車なら足回りを固めます。人なら体の軸を固めます。

このモデルには最近はやりの走りの姿勢、肩甲骨寄せ、骨盤回し、骨盤前傾、足を前に出す、を忠実にやってもらったのですが・・・

上半身と下半身を連動させているつもりだと思いますが、背中を反って骨盤を前傾させていますので、できていません。

反ったらお腹はお留守、ゆるみます。軸はもちろんゆがみますから、連動しません。

ですから、空回りしたような下半身の動きになるのです。

速くなりません。
壊れやすくなるだけです。

前回紹介のスタビライゼイションは役に立っていないではないですか!

走りのスタビライゼイションとは

抜重なしのような強い推進力の下半身に崩されない安定した姿勢の上半身をつくることです。

筋肉を鍛えるのではなく、ゆれに強い機能をもった体幹と、椎骨が正しく積みあがった良い姿勢の体幹になるような補強トレーニングでなければ、補強どころか補弱にしかなりかねません。

しかし、これはまだ補強トレーニングのほんの一部ですから、これだけ知っていても速く走れません。ただ、体を壊さないためには少し役に立つでしょう。
正しい姿勢感覚が安定姿勢につながり、速さにつながって行くのです。
スタビライゼイションとは姿勢を安定させる機能の改善テクニックなのです。

ですから一番大事なのは正しい姿勢感覚を身に付ける事なのです
 

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投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2011.01.17更新

スタビライゼイションは役立つのか?

 最近ではフィットネスクラブでも見かける右のポーズ、陸上部だったらほとんどの部がやっているスタビライゼイションの代表ポーズです。

何のためのポーズ?
何分できるかガマンくらべ?
腹筋を鍛えるため?

速く走る感覚の一部分を身に付けるためでしょう。
力んだ悪い姿勢では逆効果です。
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image2 左の腕立てのポーズなら、速く走る感覚に役にたつでしょう。
しかし、これが正しくできる人はもうこのポーズはしなくていいのです。
できればの話ですが。

ただ、長くこのポーズをしたら力みになりますよ。この姿勢の感覚を体にしみ込ませるだけです。

桑田真澄も言っています。「ガムシャラな努力は無駄」と。

問題の本質を理解することが大事です。

 走りに必要な骨盤前傾姿勢へ改善

骨盤前傾姿勢には色々な関節の動きが絡んでいまして、肩を下げた背伸びの感覚に、股関節に骨盤を前傾させ物を挟む感覚、そしてそれらをキープしたまま脚を矢印の方へ動かす感覚が必要です。

右のV字バランスが正しくできれば良いのですが、このポーズは無理でしょう。

CMMエクササイズDVDのドリル4までできたらOKです。




すばらしいフォームの京都市立乾隆幼稚園の園児
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image4 上記のポーズができなくても、これ。
この動画鉄棒前まわり
が連続でできればそれで

「肩を下げた背伸びの感覚に、股関節に骨盤を前傾させ物を挟む感覚、そしてそれらをキープしたまま脚を矢印の方へ動かす感覚」

になれるはずです。

鉄棒前まわりがだめならロープのぼりです。
陸上部の先生やコーチの方、是非試してみて下さい。
スタビライゼイションは走りで姿勢を崩さないための姿勢改善ツールなのです。
















投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2011.01.13更新

骨盤を回さない意識がパワーを生む

ゴルフのスイングも野球のバッティングや投球動作も、骨盤を脚で前に押し出す動作が大きなパワーを発生させます。
ノーブレーキランの床反力の記事や抜重成分、スクワットの記事でも紹介しました脚の使い方が重要なのです。
水泳のターンでプールの壁を脚で押す(蹴る)ような感覚で、膝・股関節を爆発的に伸展(伸ばす)させ床を脚で押すのです。
その時の押す速度がパワーの素なのです。
しかし、感覚は重心をシェイクしてパンチするような感じです。
まったく脚は意識しません。

骨盤を回す感覚は間違った感覚なのです。

見た目は回っていますが、本人(モデル)は回そうとはしていません
この場合、左脚の膝と股関節を伸展(伸ばす)させ、骨盤の左側を脚が押し出して回ったように見えているのです。
(大腿骨上の骨盤外旋回と股関節伸展)
右側の脚は、股関節を屈曲(曲げる)させる要領で骨盤を前傾させ、お尻を引いたような形になり、骨盤を更に回転させているように見えます。
(大腿骨上の骨盤内旋と股関節屈曲)
達人トレーニング
上記の動作をスパイラルと専門的には言いますが、とてもむずかしい動作なのです。
しかし、これが理想です。できる人を達人と呼ぶのです。

ボクシングの嶋田雄大選手がこの達人トレーニング
を会得して、試合で自由自在に身体を操作しています。   

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                              下の図は脚が骨盤を押して、骨盤を回転させているイメージです。
黄色い矢印は股関節を曲げているイメージです。赤い矢印は脚が股関節を押し出したイメージです。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2011.01.05更新


  重力に負けないようにする正しい認識


背骨は24個の椎骨が尾骨・仙骨の上に自然なわんきょくとなって積み上がってできている。

                           



積み木イメージ

椎骨を正しく積み上げた姿勢が正しい姿勢です。猫背は正しく積み上がってないというのは分かるでしょうが、「肩甲骨を寄せるように」とか、「肩甲骨を交互に背骨の方に寄せて、腕を後ろに引くのが正しい腕振りだ」など、新聞や本で正しいとされている姿勢も正しい椎骨の積み上げを崩す要因です。

骨盤を回さないで!!
また、背骨と仙腸関節でつながっている骨盤の位置も、椎骨の積み上げには欠かせないとても大事なことです。骨盤はできるだけ回したり、揺らしたりしないで下さい。ですから腰から骨盤を回さないように歩いたり、走ったり、スイングしたりして下さい。正しくは胸椎・頚椎のツイストと股関節の曲げ伸ばし(屈曲・伸展)や大腿骨上の内外旋でそれらをやります。詳しくは次回で。
首・肩こり、腰・お尻こりはどうして?
それは重力に対して垂直な姿勢になっていないから重力に押しつぶされそうになり、倒れないようにと一部分の関節・筋肉が頑張り過ぎて、そこに大きな負担がかかっているからです。

足首→膝→股関節→仙腸関節→椎骨の正しい積み上げ→頭が正しく乗る

トレーニングに注意
これにかかわる関節や筋肉、つまりほぼ全身の連携(コレクティブモーション
)があって立てれば、最小限の力で重力に対抗することができ、こりはなくなるという訳です。
代表的なトレーニングのスクワットやクランチなどの腹筋運動も、これを考慮してやらなければなりませんよ!「筋肉をつけるため」と言っている場合ではないですよ!筋肉至上主義はもうおわりなのです。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.12.27更新

膝をつま先より前に出さない??

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それが「膝をつま先より前に出さないで!」

そうすると、あたかも膝を守り、脚に効きそうな感じがしますが、そうでもないのです。

その言葉を守ろうとして頑張ると、後ろへひっくり返らないようにするため腕を前に伸ばしたり、お腹を出し背中を反ったり、体に悪いことをしてバランスをとらなければならなくなるのです。

しかもこれは不自然(コレクティブモーションに反する)な動作なのです
この格好で椅子から立ち上がりますか?しませんよね。
 なぜ膝がつま先より前に出ていけないのか?
それは、右の写真のように重心(赤丸の印)がかかとの方に行き過ぎて背中や腰が丸まり、腰を痛める原因になったり、またひっくり返らないように膝をこれよりもっと前に突き出し、重心をつま先の方へもって行き、バランスをとろうとして、膝に負担をかけすぎるからです。

原因を知らずに、膝やお尻の位置だけをみて

「椅子に座るようにお尻を突き出して、膝をつま先より出さないように」という言葉になったのです。
しかしその通りにやると不自然になるのです。
そもそも右のような格好になる原因は?

実は頭のうえから体が押しつぶされているからです。

何に?

重力にですよ!
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image3 重力に負けるな利用しろ
スクワットが必要な人にとっては、スクワットはむずかし過ぎてできないのです。
重力にいつも負けている人が、すぐに重力を利用できるはずがないですよ。
左の写真が正しいスクワットですが、数あるパターンのひとつです。

下の写真の蹲踞(そんきょ)やバレエのグランプリエもスクワットと私は考えています。
ですから、「膝をつま先より出さないように」という次元ではないのです。
膝は出てもいいのです

重心(赤色の点)をしっから捉えて、重力を利用して、重力につぶされないようにしたり、重力に反発したりする能力を鍛えるのです。
そういう意味では、スクワットよりも階段や坂道を上り下りした方が、はるかに効果的です。

 一番間違っているのはスクワットの目的
「スクワットは何のためにするのですか?」
と問うと、「太ももに筋肉をつけるため」「足腰を強くするため」という答えがほとんど返ってきます。
筋肉をつけ、強くして何をどうするのですか?

本当は健康のため、美容のため、スポーツのためではないでしょうか
ボディービルディングを除けば、究極の目的は、重心の移動を良くするためではないでしょうか。
良い歩き方・走り方、力強い正確なスイング・投球・パンチ、より速く・より高くするためにスクワットをしてください。

感覚を変えること
立ち上がる感覚や、バーベルを担ぎ上げる感覚では重心移動は変えられません。

地面に吸い付くようなしゃがみから、天をを突き上げるような地面の押しの感覚に変えることです。
当塾には、そういう感覚になれるドリルがあります。
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投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.12.20更新

重力と引力を知ろう

地球上の物体は引力だけでなく、遠心力の影響も受けます。
地球が物を引きつける力、引力と、遠ざかる力、遠心力を合わせて重力といいます。
引力と遠心力が同じになると無重力になるという訳です

そうしますと、遠心力は地球上では北極、南極に近いほど弱く、赤道に近いほど強くなります。ですから、赤道に近い南国ほど重力は弱くなり、体を軽く感じるはずです。
エメラルドグリーンやターコイズブルー、ヤシの木、南国の鳥にさえずり、そんなトロピカルな気分で心が軽くなるだけではなかったのです。
そういう訳で、赤道付近の南国では身も心も軽くなるのです?

映画「フラガール」の舞台となった常磐ハワイアンセンターでは体が軽く感じられないかも?

今、手帳のコマーシャルで、サッカー日本代表岡田元監督も言っています。
「プレッシャーは重力のようなもの。重力がないと筋肉も骨もダメになる。重力があるから自分が強くなる。」

重力のことが分からなければ動作のことは語れません。 つづく

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.12.16更新


フィギュアスケートと抜重成分

浅田真央ちゃんのコーチでもあり、私のクライアントのコーチの佐藤信夫先生はこう言うそうです。
「ジャンプの前に2回脚を曲げるな!」

この意味を私が説明しますと。
ジャンプはスーと伸ばした姿勢から脚を曲げてゆき、体を沈め一気にジャンプするのが理想的なジャンプなのですが、氷(床)を押す(蹴る)ときに、もう一度更に沈めてからジャンプするので、それは良くないですよ。
と、言うことです。
前回、抜重成分について書きましたが、「もう一度更に沈めてジャンプ」、このことが抜重成分なのです。
体を沈めてジャンプの準備をする体勢をパワーポジションと言うのですが、下の絵の黄色のポジションではジャンプの準備が足らないので、もう一度無意識に沈めて、天井からバネで吊られている体勢を無意識にとって紫色のポジションにしてジャンプしているのです。

これではスムーズなジャンプにならないという訳です。

 



スムーズなジャンプとは
下の絵のようなパワーポジションをとってジャンプをすることです。
そのためには・・・     天井からバネで吊られている感覚をイメージして沈み込む

どうすれば出来る・・・  足首・膝・股関節を赤い→矢印の方向へ、曲げる筋肉(屈筋群)を収縮させて沈み込む

 ただし、引力の方向へ落ちるように足首・膝・股関節が”曲がる”のは簡単ですが、引力の方向へ”曲げる”のは非常にむずかしいのです。
そういうことを考える人も少ないので、私が言っていることを理解するのもむずかしいかもしれません。
とにかく引力の方向へ”曲げる”ことができれば、下の絵で描いた緑色のバネができてパワーポジションになれるのです。
天井からの感覚のバネと、足首・膝・股関節の実態のバネ(筋トーヌス)を使って一気にジャンプすれば抜重成分なしのスムーズなジャンプになるのです。筋トーヌスとは、良い意味での筋緊張、つまり筋肉のバネと思ってください。
ポイントは引力の方向へ”曲げる”です。
そのためには、引力の方向へ曲げるCMMエクササイズ・ドリルが必要です。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.12.09更新

横綱白鵬の強さの素

NHKスペシャルで白鵬の動作を分析していました。その中で反応速度がウサインボルト選手並みに速いと分析していました。下半身の筋肉バランスの良さと、右の絵のような抜重成分がないジャンプが白鵬にはできるからだ。と解説していました。普通はジャンプの用意はしているにもかかわらず、更に膝を曲げ体を少し沈めてからジャンプする、抜重が入った反応になるそうです。
白鵬は抜重成分なしのジャンプができるから全身反応時間が極めて短いと分析していました。
この番組を視ていたほとんどの人は、「凄いなー」と思ったのではないでしょうか。

みんなもできる
体玄塾では究極の動作の基として、バネのような身体づくりをしていますので、一定のドリルに到達した方の全員が、抜重成分なしのジャンプをすることができます。なぜなら、これができなければ動作が良くならないからこれが絶対必要なのです。

抜重成分なし、つまり、反動を使わないとか、予備動作なしとか、ノーモーションなどと言われていることが必須なのです。

ポイント
抜重成分を取り除かなければ、動体視力や反応のトレーニング、ラダーやコーンを使ったドリルをいくら練習しても、動作は良くなりません。

右の文章はNHKスペシャルでの実況文です。

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(実況)「一気に頭を右四つ。胸が合った。巻き替えにいく。
更に出ていく 寄り切り~!」。
計測を進めていくと 白鵬には驚異的な瞬発力があることも分かりました。
光に対する反応速度全身反応時間の測定です。
情報が脳に入ってから足の筋肉に伝わるまでの時間が分かります。
分析の結果に専門家は目を疑いました。白鵬の測定値は 0.149秒。
これは あるスポーツ選手の記録に匹敵すると言います。
去年 陸上男子100mの世界記録を出したウサイン・ボルト選手です。
スタート時の全身反応時間は 0.146秒。
白鵬は 世界のトップスプリンターと並ぶほどの瞬発力を持っているのです。
白鵬の瞬発力のデータには更に 大きな特徴がありました。
通常 私たちは 行動する前に逆方向に反動をつける動作をするといいます。
例えば ジャンプする前にわずかに ひざを沈め反動をつけています。
この時 データにはジャンプとは逆方向に力が加わっていることを示す波形が記録されています。
これを抜重成分といいます。
しかし 白鵬のデータにはこの抜重成分が見られませんでした。
脳が刺激を受けると反動をつけることなくすぐさま動作を開始していたのです。
この抜群の身体能力が技の切れ味となって現れます。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.12.07更新

一気に飛び出そう

「ようーい・ドン!」は一気に飛び出すときの決まり文句ですが、大砲の弾のように一気にはなかなかいけません。どうしてか?
それは、右の絵(紫)のように抜重ばつじゅう)してから、つまり一旦沈み込んで倒れこむように更に重心を落としてから飛び出すから、一気ではなくなるのです。犬の吠え方でよく表現するのですが、「ウゥ ~ワン!」吠えるぞ、とわかってしまいますね。
緑の絵は抜重がない飛び出しです。これが理想です。「ワン!!」でびっくりです。一気にドーンと飛び出せます。
しかしトップアスリートですら、これができるのはほんのひとにぎりです。
なぜこんなカエル跳びのようなことができないのか?
それは感覚がなかなか変えれないからなのです。
関節がバネのような脚になり、一気に地面を押せるかなのです。
体玄塾では、その感覚づくりをオリジナルドリルを駆使してやっています。そしてこれがアスリートのみならず、すべての動作の核となるのです。

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投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2010.11.29更新

重心移動がポイント
重心とは?
ボールだったら、芯。芯の下を打つとフライになり、芯の上を打つとゴロになる。芯を打つとライナーの当たりになる。
人間だったら、へその位置がおよその重心になる。重心の下を足払いすると、ひっくり返る。重心の上をウエスタンラリアットすると、ひっくり返る。重心をブルースリーのような横蹴りで蹴ると、吹っ飛ぶ。

下の図は楕円が骨盤を、直線が脚を、三角が足を表現したランニングの図です。
Cの右足を注目して下さい。通常でしたら、ここで足(△)が地面に接地してブレーキがかかり、その反動でEの位置まで楕円の重心(仮に骨盤を重心とする)が移動して走りとなるのです。重心、C、D、E、における左脚のもも上げの反動(作用反作用)で右脚が地面を少し蹴っている、むしろ足首を使って足で地面を蹴っているだけの場合がほとんどです。


ノーブレーキランは、上の図のように C の足(△)は空中にあります。その間、D まで重心(楕円)を移動させ、ようやく接地させます。その時点で足首、膝、股関節は充分曲がって、タメが効いた(蹴る準備ができた)状態になります。このとき重心D(骨盤)は足首より前になければブレーキがかかってしまうのです
どうすればそのような重心移動ができるのか?
ひとつはA、B の時点で股関節を充分使って地面を押すように蹴れることです。(注意、つま先で地面を引っかかないこと)そうしますと D までいっきに重心移動ができます。とても重要ですが非常にむずかしいですので、言葉や絵、動画でもなかなか説明ができません。実際に指導を受けながら感覚をたどっていかなければ到達できません。
もうひとつはC、の時点で右の足首、膝、股関節をちょうど
”ガチョーン~”をするように空中で曲げられることです。
そして、この2つを無意識に自動的に、つまり勝手に動くように仕上げる必要があるのです。

体玄塾は、
リブケイジツイストが伴った体幹ツイストによるランニング、つまり正しい腕振りによるスムーズな地面を押すような股関節による蹴りの床反力(ゆかはんりょく)で、体にできるだけ負担をかけない走り方を指導しています。

CMMエクササイズ・ドリルをたどっていけば、誰でもノーブレーキランニングに到達できます。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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