正しいドローインはとてもむずかしい | |
| 新聞に、お腹をへこませる運動として、「ドローイン」が紹介されていました。英語で「内側に引く」という意味がドローインです。理学療法で取り入れられた手法ですが、「お腹がへこむ」効果に注目した腹筋運動の新種のような紹介でした。 やはりこの記事でも「筋肉を鍛える」「筋肉の再教育」「筋肉・内臓本来の位置」など、筋肉が主役でした。 骨格を本来の位置に戻すために、神経伝達の再教育という難しいところまで変えなければ、正しいドローイングにはならないはずです。 | |
![]() | 前回の記事で紹介しました「バレエの引き上げ」、それが出来れば、ドローイングも勝手に出来るでしょう。 しかし、この新聞記事でも、引き上げの注意と同じ、骨を、動かしてはいけない赤い矢印の方向へ動かす内容でした。 もし、骨格を正しい位置にすることができると、勝手にお腹が内側に引かれる感覚になるはずです。ほとんど力は入れません。 ただ、良いお手本と形態模写が出来るくらいの能力が必要です。 それはとても難しいと思います。 |
| あえて腹筋のことで言いますと、使った事がない動かし方が必要です。 腹横筋や内腹斜筋を正しく動かすには、外腹斜筋を使いやすい(赤の矢印)動かし方と逆方向へ動かす(緑の矢印)必要があります。これができますと胸郭を正しい位置に動かすことができるでしょう。 参考記事←クリック | ![]() |
![]() | しかし、大腰筋の協力が不可欠なのです。大腰筋を本来の(太さ)・長さ・柔らかさ・硬さに戻さなければできないのです。無理でしょう。 大腰筋は別名「達人筋」と呼ばれるぐらい扱いが、達人級に難しいのです。 もし、大腰筋を使いこなせたなら、ドローイングはすぐできます。 体玄塾の無料体験で体験できます。 |
2013.06.11更新
ドローインとバレエ引き上げ
投稿者:
2013.06.04更新
ダンス引き上げと股関節
引き上げられた体幹はよく引き締まっています。
今回のメンバーは今までよりなぜか引き締まっていました。
観客も多くなったから、ショーをレベルアップしたのでしょうか。
レベルが上がったから観客も多くなったのでしょうか。
バレエ、アンデオールと引き上げ
アンデオールができていない。引き上げができていない。肩が前すぎる。ピケターンで腕が下がる。すべて引き上げ方が間違っています。
「引き上げ」はバレエのみならず、スポーツなどの動作の基本中の基本です。
「引き上げ」というハードルを越えない限りは、どんぐりの背比べで終わります。
この「引き上げ」でよくある間違いが、赤い矢印の方向へ骨を動かそうとすることです。
青い矢印の方向へ骨を動かし、骨格を正しく積み上げるのが引き上げです。
胴回り、体幹、コアに目が行きそうですが、重要なのは股関節のコントロールです。
大腿骨を外旋(外回し)する動作を使って、骨盤を大腿骨上で前方へ動かすのです。(能力が必要です。)これで股関節が引き伸ばされる感覚になり、首を長くするようにすると「ツー」と体が引きあがっていきます。
つまり、正しいアンデオールが不可欠なのです。しかし、この指導も以前記事に書いたように、バレエスクールの領域外なのです。
その記事→http://www.taigenjuku.com/blog/2013/04/post_149.html
アンデオールについてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2012/08/post_119.html
胸郭の動かし方についてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2011/12/post_97.html
投稿者:
2013.05.28更新
ハワイ島ノースコナのレアなビーチ
英語のできない日本人もおどおどしないで楽しく過ごせるところがハワイです。
日本語が飛び交う人口のワイキキビーチがあるのもハワイです。
しかし、
こういう所もハワイです。
ビッグママ
ハワイ島のガイドブックに、道も場所の名も載っていない、溶岩台地の先にあるビーチを見つけました。
コナ国際空港のすぐ隣にある Kekahakai State Park です。
ほとんどロコ(現地)の人しかいません。

入り口はこんな風景です。
ジープが似合う道です。ここに行くならレンタカーはジープが無難です。
ロコは凄い車で来てました。
これがビーチです。もちろん天然です。
投稿者:
2013.05.12更新
X脚のメカニズム ニーイントーアウト
X脚の本質的原因前回の記事でO脚のメカニズムを紹介しましたが、X脚の本質的原因もO脚同様「背骨の後方崩れ落ちによる後ろ重心」なのです。 |
![]() |
![]() |
|
投稿者:
2013.04.27更新
O脚治すにはO脚のメカニズムを知ろう
O脚の原因としてよく取り上げられているのが「骨盤のゆがみ」、「外側へ体重がかかる」、「内股」、「膝のゆがみ」、「足首のゆがみ」などです。
これらはすべてO脚の原因であることは確かです。
しかし、なぜ上記のようなことが起こるのでしょうか?
O脚の本質的原因があるはずですが、生活習慣?悪い姿勢?
具体的に説明をしている文献やウェブサイトをみたことはありますか?
O脚の本質的原因
その本質とは「背骨の後方崩れ落ちによる後ろ重心」なのです。
「背骨の後方崩れ落ち」は体玄塾チーフカイロプラクター岡田潤の発想でして、不良姿勢の新たなとらえ方です。詳しくはこちら→http://www.taigenjuku.com/blog/2012/01/_type_the.html
O脚の代表的メカニズムで説明
この絵の姿勢は、出っ尻・反り腰、反張膝とも言われる不良姿勢です。重力に負けた背骨が後方へ崩れ落ちたため、ひっくり返らないようそれを補うために連鎖して、骨格が絵に示した矢印の方向へ崩れてゆき、両膝が離れO脚になるのです。
別な言い方で説明しますと
背骨の形を崩す生活習慣(パソコン、スマホ、体育座りなど)
↓
後ろ重心
↓
後ろに倒れないように出っ尻
骨盤を緩め股を締め内股の習慣
↓
腹筋・背筋・お尻締めエクササイズ、正しいと思っている正しくないストレッチなどが、更に後ろ重心を悪化させる
↓
身体の外側に体重がかかり、外側の筋肉が発達する。運動とストレッチで更に発達
↓
足の骨が外側に出っ張る
↓
O脚
O脚治しには身体の軸づくりの技術が不可欠です。
そして軸づくりには「首長・肩下げ」『引き上げ」「アンデオール」などのバレエの技術が不可欠です。
しかし前回の記事で紹介しましたように、これらはバレエの指導者の領域ではないのです。
参考バレエダンス
投稿者:
2013.04.10更新
バレエの基本「肩下げ」出来ない理由

「肩下げ」は下げるイメージ(概念)を変えましょう
肩が上がるから「肩を下げなさい」では、肩は下がりません。
上がらないようにすることが大切です。
では何故肩は上がるのか?
腕(上腕)を肩甲骨から分離して、腕だけを動かすイメージがないからです。難しいと思いますが、解剖学的に説明しますと、腕の外転時に上腕骨骨頭の滑りがないから転がり上がり、肩甲骨まで上げてしまうからです。
その一つの要因として、腕は肩甲骨から動かさなければならないと思い込んでいることが挙げられます。
バレエでよく注意される「引き上げ」と「アンデオール」も出来なければ肩は下がりませんし、これらもイメージが違うからできないのです。これも解剖学的に間違っているからです。
これらはバレエスクールの領域外でして、身体操作専門の私たちの分野です。
肩が上がっていることを注意されても、下げれる人はほとんどいません。
下げ方を全く違う概念から教わらなければ、下げれません。
普通は「素質」で処理されてしまいます。
バレエスクールでは肩を正しく下げれる人のみを入れたいところでしょうが、それでは経営が成り立たなくてすべての人を受け入れていますので、多くの人がバレエの動作をしますと肩が上がるのです。
肩の下げ方を教えている教室もありますが、腕を下に下げた状態で肩が下げれても無駄です。なぜなら、ターンをするときの腕(上腕)は上げていなければならないからです。
腕の上げ方も習わなければなりません。これも大変むずかしいですよ。
考え方の見直しからはじまり、座る、立つ、歩く、などの習慣も見直し、徹底して変えなければ動作中の肩は下がりません。
繋がりあった体の仕組み
分かる者だけが教えられる領域「肩下げ」
肩甲骨は逆三角形の形をしていますが、その頂点を真下に下げ(本当は下げるのではなく、上がらないようにすること)首を長くするように背骨を伸ばす?ことによって、体軸を作る。これが肩下げなのです。
肩下げが出来ない理由:肩下げ、アンデオール、引き上げの
概念を間違えているから
下げるための筋肉は、主に広背筋と僧帽筋下部ですが、広背筋は腕を下げる筋肉でもあります。
腕を横に上げたまま肩甲骨を下げるには、広背筋一部は収縮させ、一部は収縮させないないよにする(絵、青い丸で囲んだ部分)必要があります。
この動作がとてもむずかしく、素質で処理されてしまうのです。
この肩下げには体の色々な部分との繋がりがあり、ルービックキューブの6面をそろえるような緻密さが必要なのですが、順を追っていけば誰でもできます。10年以上肩を注意されていた人でも、正しく下げる感覚をつかむだけですと、順を追っていけば数十分で出来ます。
アンデオールと引き上げができれば肩は下がります。
全体の中の肩というとらえ方をしてください。
アンデオールと引き上げが出来ない人に、アンデオールや引き上げはどのようにやっていますかと尋ねますと、考え方ややり方が、全員まちがっていました。
脱力状態の首長、お腹の引き上げ、骨盤を立てる、アンデオール、などが出来るようになると、
バレエの先生から
「悪い癖がほとんど抜けたね」「ゼロ、スタートの位置までやっとこれたね」などと言われます。
そうなるまでは、沢山の関連したドリルを教わり、定着させなければならないのです。
体玄塾の仕事は身体操作を向上させて、バレエが出来るスタートラインまで持って行くことです。
これはバレースクールでは出来ない、今までにはない、体玄塾の専門分野だと思います。
是非、無料体験を受けてみてください。その場で肩は正しく下がります。
投稿者:
2013.03.29更新
肩こりの基前肩の基のウォーキング
ブライダルウォークは肩を極めよ
東京の先週末は、例年より早く桜が満開になり、絶好の結婚式日和でした。私も体玄塾スタッフの結婚式に出席してきました。
ウェディングドレスは肩を露出しますので、肩の位置が高かったり前に出てたりすると印象が悪くなると思います。
しかし、上がった肩や前に出た肩は良い位置へ一時的に戻せたとしても、すぐに悪い位置に逆戻りします。
整体など肩の矯正だけでは改善できません。
なぜなら、前肩など悪い肩の位置の人は、その悪い位置が身体全体からみると理にかなっているからです。
前肩になってしまう、歩き方とみんながやるあのストレッチ

上の絵の歩き方は以前紹介しました歩き方ですが、右側は良さそうにみえますが、両方とも前肩になる歩き方です。
左の絵の肩を見て下さい、骨盤後傾型の猫背姿勢ですが、肩を赤い色で描いた良い位置にしますと後ろにひっくり返りそうになりますので、前に肩を出さないとバランスがとれません。ですから前に肩がなくてはならないのです。(体玄塾では「脊柱の後方崩れ落ち股関節型」と呼びます詳しくはここ)
右側の絵、点線と実線の姿勢を比較して下さい。立っているとき(実線)は猫背で、歩くとき(点線)は姿勢を良くしようとして、胸腰移行部から後ろに背中を反って歩いているのです。これを一般的には、骨盤前傾型と呼び(出尻、反り腰とも言われる)、肩を前に出してバランスを取る左側の骨盤後傾型と同じ様に、背中を後ろに反った分だけ肩を前に出してバランスを取ろうとしている人が、肩甲骨を寄せるようにして肩を無理やり良い位置にしている姿勢と・歩き方です。
勘違いの背骨伸ばしとでもいいますか、力んでいます。
この悪い姿勢を体玄塾では「脊柱の後方崩れ落ち胸腰移行部型」と呼びます。
両方とも肩こりの姿勢です。
身体全体から肩を見て姿勢改善をし、その姿勢に則った優雅な歩き方がブライダルの歩き方に相応しいと思います。
体玄塾は肩が良い位置に定着する条件(環境)を知っています。
そしてそのようにする技術を持っています。
条件のひとつに肘(ひじ)はこうあるべきというのがあります。肘の使い方を攻略しなければ絶対に前肩は治りません。
これが前肩・肩コリ改善の大きな出来ないバリアです。説明するにはかなり複雑です。
それから、前肩改善のためにみんながよくやる胸のストレッチが前肩にしています。
前肩矯正参考記事http://www.taigenjuku.com/blog/2013/07/post_157.html
無料体験ができますので、体験してみてください。
投稿者:
2013.03.20更新
膝を柔らかく使う体現歩きのポイント「首長肩下げ足つかみ」
膝の知られざる真実
膝を上手に使う言い回しとして使われる、「膝を柔らかく使う」とはどういう使い方なのでしょうか?
指導者や医師施術者などから膝の使い方を納得できるように説明・指導を受けたことがありますか?
膝関節だけの説明や指導だけでは膝は上手く使えません。むしろ膝以外の多くの関節を動員しなければ膝は言うことを聞きません。
良くない膝の伸ばし方・・・膝の裏を伸ばすようにして股関節近くの大腿四頭筋を使った伸ばし方。
良くない膝の曲げ方・・・・力んだ腓腹筋や膝近くのハムストリングスを使った曲げ方や、
脱力した脛骨(すね)を前に倒す曲げ方。
「万年2位」、「一向に変わらない脚」、の方必見です
正しくは下の絵のようにしましょう。

膝を伸ばすときは、股関節から大腿骨を動かします。(絵左)
こうすると膝は意識しませんが膝は自動的に伸びます。
ただし、股関節の伸展(矢印方向)には首長肩下げが必須なのです。これが出来なくて、いやこの概念がなくて上手く膝をのばせないのです。
膝を曲げるときは、足首から脛骨(すね)を積極的に動かします。(絵右)
こうすると膝は意識しなくても素早くスムーズに曲がります。
積極的に脛を矢印方向に動かすには、正しい足首曲げのドリルをし、上手くなったら、床を足指のはらでつかむ要領でやります。(ここは体験した方が早いですね)
ここを間違いますと、前回紹介したニーイントーアウトになってしまいます。
股関節も自動的に曲がる必要があるのですが、これにも首長肩下げが必須なのです。
「首長肩下げ」にも、係る関節の正しい認識とドリルが必要です。これまでも幾つか紹介してきましたが、今後この「ウォーキングウォッチ」でさらにに紹介してゆきますのでご期待ください。
待てない方は体験しに来てください。
投稿者:
2013.03.12更新
正しい歩き方のチェック
生活習慣病に効く正しいはずの歩きだが
アレレおかしいぞー
杉並保健所健康推進課発行の「40歳からの生活習慣病予防のための+1500」を体玄塾のメンバ-さんより先日頂きました。内容の前に表紙が気になってしまいました。
いつも人の(動物もロボットも)歩き方が気になる私として、一言言わせて頂きます。
表紙のモデルさんは膝が内側に入り込んでいますよ。
「ニーイントーアウト」と言って膝に悪い歩き方です。
発行した方々は気にならなかったのでしょうか。
それも気になります。
内容はとても良いことが書いてありまして、「生活習慣病や肥満を防ぐためにも、日常生活の歩数プラス1500歩を心がけましょう。ウォーキングが手軽と思いますが、ウォーキングを始める際には正しい歩き方をきちんと身につけること。せっかく運動しても方法が間違っていては効果がないだけでなく、かえって危険なこともある。」
ところが、正しいはずの歩き方が良くなかったのです。
一般的に社会では良いと認識されている歩き方ですが、姿勢や腕振りが不自然、膝伸ばし歩きかかと着地、意識的大股歩きなどが良くないのです。
この歩きをずーと続けていますと、回りまわって関節にガタがきて関節痛になり、運動不足になり、生活習慣病や肥満になっていくのです。
体玄塾に来てくだされば、その詳しいメカニズム(なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・・・・・)を説明します。
投稿者:
2013.03.08更新
歩き方でゴルフを変える「マキロイ・ツイスト」
強烈スイング、
|
|
![]() |
|
投稿者:
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2025年12月 (1)
- 2025年11月 (1)
- 2025年10月 (2)
- 2023年07月 (1)
- 2023年06月 (3)
- 2023年05月 (1)
- 2023年04月 (3)
- 2023年03月 (1)
- 2023年02月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (1)
- 2016年04月 (1)
- 2016年01月 (1)
- 2015年12月 (3)
- 2015年11月 (1)
- 2015年09月 (1)
- 2015年06月 (1)
- 2015年05月 (1)
- 2015年04月 (1)
- 2015年03月 (2)
- 2015年02月 (1)
- 2015年01月 (2)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (3)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (3)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (2)
- 2014年04月 (5)
- 2014年03月 (2)
- 2014年02月 (2)
- 2014年01月 (3)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (2)
- 2013年10月 (2)
- 2013年09月 (1)
- 2013年08月 (3)
- 2013年07月 (5)
- 2013年06月 (4)
- 2013年05月 (2)
- 2013年04月 (2)
- 2013年03月 (4)
- 2013年02月 (3)
- 2013年01月 (4)
- 2012年12月 (5)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (4)
- 2012年09月 (3)
- 2012年08月 (3)
- 2012年07月 (4)
- 2012年06月 (4)
- 2012年05月 (5)
- 2012年04月 (3)
- 2012年03月 (4)
- 2012年02月 (2)
- 2012年01月 (4)
- 2011年12月 (4)
- 2011年11月 (4)
- 2011年10月 (3)
- 2011年09月 (3)
- 2011年08月 (3)
- 2011年07月 (4)
- 2011年06月 (3)
- 2011年05月 (4)
- 2011年04月 (2)
- 2011年03月 (4)
- 2011年02月 (4)
- 2011年01月 (3)
- 2010年12月 (5)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (6)
- 2010年09月 (7)
- 2010年08月 (7)
- 2010年07月 (6)
- 2010年06月 (10)
- 2010年05月 (16)
- 2010年04月 (5)
- 2009年01月 (1)













